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やけどですぐに薬が用意できない時に行う7つの対処法

やけどですぐに薬が用意できない時に行う7つの対処法

「熱い!」と思ったらもう手遅れ。すでにやけどを負っていて、痛い思いをすることがあります。注意はしていても、ちょっとした拍子で手や足をやけどをしたことありますよね。台所で料理中に油がはねてやけどをしてしまった。ポットでお湯を注いでいる時に手元が動いてやけどをしてしまった。冷めたと思って触った鍋が、まだ熱くてやけどをしてしまった。子どもが花火をしている時にやけどをしてしまった。

このように日常生活では、やけどの危険に遭遇する場面がたくさんあります。あわてずに対応したいものですが、痛みと動揺でなかなか落ち着いた行動をとれないものです。薬を探そうにも、熱くて痛くてパニックに。すぐに薬が用意できなくても大丈夫です。普段からやけどの対処法を意識し、いざという時に役立たせましょう。



 

やけどですぐに薬が用意できない時に行う7つの対処法

 

流水でしっかり流しましょう


やけどをした時の応急処置で、最も大切なことは、すぐに冷やすことです。そして、冷やす時のポイントは流水で冷やすということ。水をためた状態で冷やすと、水温が上がり、冷却効果が減少します。しっかり冷やすために必ず流水で冷やしましょう。

水を流しっぱなしにし、5分〜30分程度は患部を水にあてることも大切です。冷やす時間が短ければ、表面は冷えたように感じますが、奥は熱いままです。時間をかけて冷やすことで、やけどが深部まで広がらない効果があります。表面だけでなく、しっかり冷やしましょう。

 

服は着たままで大丈夫


衣類の上から熱いお湯をかけてしまってやけどをする場合があります。あわてて服を脱ごうとしないようにしましょう。やけどをした患部は、衣類にくっついている場合があります。無理に服を脱ごうとすると、服についたやけどの皮膚まではがれてしまうことがあります。

皮膚をはがすと患部の状態が悪くなり、完治に時間もかかってしまうのです。服や手袋、靴下などの上からやけどをしてしまったら、脱がずにそのまま流水で冷やしましょう。あわてない行動が、完治までの時間も短くしてくれるのです。

 

水ぶくれをやぶかない


やけどをした部分にぷっくりした水ぶくれは、とても気になりますね。早く治すために水ぶくれをつぶして、皮をとった方が良いのではないかと悩みます。しかしやけどの水ぶくれの皮は破らない方が治りが早くなるのです。水ぶくれには役割があり、患部を細菌感染から守ってくれるものです。

患部の傷を保護する目的の水ぶくれです。無理に破いて傷口をむき出しにすると、完治するまで時間がかかります。決して水ぶくれを無理にやぶかなかいようにしましょう。

 

乾燥を防ぎましょう


ジュクジュクしたやけどの患部。早く乾燥させた方が良いと思っていませんか?乾燥させないと化膿すると思い、ガーゼを当てていませんか?やけどの患部を治すためには、細胞の活動が必須です。見た目のジュクジュクは、膿ではなく浸出液です。この浸出液には、細胞が活動するために必要な物質が豊富に含まれているのです。

ガーゼで浸出液を吸い取ることは、やけどの治りを遅らせることにつながります。また、ガーゼをはがす時に新しい皮まではがされることとなり、いつまでも傷がむき出しになります。ガーゼを当てずに、乾燥を防ぎましょう。

 

ワセリン+ラップでモイストケア


モイストヒーリングやモイストケアなどとも呼ばれている湿潤療法。患部を乾燥させないように常に湿度と潤いを与える治療法です。患部から出る浸出液を乾燥させずに保ち、細胞活動を止めないことで早く治るとされています。療法と聞くと、難しく感じるかもしれませんが、家庭でも湿潤療法は可能です。

台所で使うラップにワセリンを塗り、患部に当てるだけです。治るまでは毎日ラップは交換して下さい。ワセリンが乾燥をふせぐため、ガーゼのようにはがす時に痛みを伴いません。患部にしっかり湿度と潤いを与えましょう。

 

消毒はしない


ばい菌を防ぐために、傷に消毒をしていませんか?感染防止のために殺菌効果のある消毒ですが、殺すのは悪い菌だけではありません。体には悪い菌が入ってこないように、そもそも常在菌が存在します。消毒は、有益な常在菌までも破壊してしまいます。

やけどを治そうと働く細胞の活動を消毒が妨げ、完治まで期間がかかることになります。

 

石けんで洗わない


消毒と同じように、患部には石けんも使わないようにしましょう。患部を清潔に保つことは大切なことです。ただし、洗浄力の強い石けんで患部を洗うと常在菌にも影響します。常に潤いのある良い環境で、細胞に活発な活動をしてもらうためにも殺菌を考えないことです。

 

いかがでしたか?

一瞬の不注意で起こるやけど。冷静に早期対応をすれば、治りも早く傷跡もきれいになります。薬を探すよりも、まずは流水を流し、深部までやけどが広がらないようにしましょう。現在は、乾燥ではなく湿潤療法が主流のようです。常在菌を保つ環境を作りましょう。

 

まとめ

やけどですぐに薬が用意できない時に行う7つの対処法

・ 流水でしっかり流しましょう
・ 服は着たままで大丈夫
・ 水ぶくれをやぶかない
・ 乾燥を防ぎましょう
・ ワセリン+ラップでモイストケア
・ 消毒はしない
・ 石けんで洗わない