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親知らずの虫歯は放置せずスグに歯医者に行くべき5つの理由

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親知らずの虫歯は放置せずスグに歯医者に行くべき5つの理由

親知らずは上あごと下あごの一番後ろに左右1本づつ合計4本生えます。乳歯や最初の永久歯と違い、親の手が離れる10代後半から生えてくることからこう呼ばれています。

英語ではwisdom tooth(知恵の歯)と言い、物事の分別がつく年齢になってから生える歯という意味です。しかし、分別あるはずの大人が時に転げまわるほどの痛みとなるのが親知らずのトラブルの特徴です。

真っ直ぐに生えない、他の歯を圧迫する、歯茎に炎症が起きる…その中でも代表的なものが「虫歯」による痛みです。親知らずの虫歯は、他の歯に比べて重症化しやすく治療も難しいものです。

抜歯というイメージが付きまとう親知らず、歯医者が苦手な人は少しの違和感なら我慢してしまうかもしれません。しかし、放置すればするほど深刻な事態になってしまいます。ここでは親知らずの虫歯を放置しない方が良い理由についてご紹介します。



 

親知らずの虫歯は放置せず
スグに歯医者に行くべき5つの理由

 

親知らずの虫歯には気づきにくい


はじめにご紹介した通り、親知らずは奥歯の一番後ろに生えています。また、永久歯の中で最後に出てくる歯なので、十分なスペースがなく、斜めになったり歯茎から一部しか覗いていなかったりという状態であることも多いのです。

歯ブラシが届きにくく、しっかり歯磨きをすることが困難な歯であるため、虫歯になりやすいのです。さらに、奥に生えているため鏡でのチェックが難しく、噛み合わせに参加していない場合も多いので、食事の際の違和感にも気づきにくいのです。

つまり、「虫歯になりやすく、気づきにくい」のが親知らず。気づかないまま進行して、虫歯が神経にまで達してしまった時の痛みは…尋常ではありません。仕事も、家事も、勉強も…何もかも手につかなくなってしまいます。

そうならないためにも、少しでも「おかしい」と感じたら、歯科医院を受診することをお勧めします。

 

他の歯にも影響?


親知らずが虫歯になると、一つ手前の歯にも虫歯が移りやすくなります。特に手前の歯に向かって斜めに生えている親知らずの場合、二つの歯の間から虫歯になっていることがあります。手前の歯の根元部分に虫歯が移っている場合は、神経の近くなのでさらに要注意です。

親知らずの前にあるのは第二大臼歯という歯です。俗に「12歳臼歯」とも呼ばれ、咀嚼を安定させる大事な歯です。この歯を守るためにも、親知らずの虫歯には早めの処置が必要なのです。

 

治療が難しい


歯ブラシが届きにくい、ということは当然治療器具も届きにくいということです。奥歯の治療を経験した方なら、長時間口を大きく開けるのが大変だったという記憶があるかもしれませんが、そのさらに奥まで器具を入れることになるわけです。

顎が弱かったり、口が小さかったりする人にはこれだけでも大きな負担となります。虫歯が進行して歯の神経にまで達してしまった場合も、他の歯と親知らずとでは治療の難易度が違います。神経が通っているのは歯の根っこの部分ですが、親知らずの場合はこの根っこが曲がっていることが多いのです。

このため、神経治療の成功率も高くありません。そして、こんなに大変な思いをして治療をしても、再発しやすいのが親知らずの虫歯です。ですので、虫歯になった親知らずは抜歯を勧められることも多いようです。

しかし、虫歯の状態によってはその選択も出来なくなってしまうかもしれません。

 

抜歯できなくなる?


治療が難しい親知らずの虫歯。もう抜くしかないということになっても、痛みや炎症が強い場合は麻酔が効きにくいので、すぐに抜歯出来ないことがあります。特に下の奥歯は、骨が分厚くただでさえ麻酔が効きにくい場所です。

炎症が収まるのを待ったり、内服薬で痛みを抑えたりしてからの治療になります。痛くて痛くて我慢できない…というところから、さらに時間をかけての治療となっては体の負担が大きいばかりか、仕事などのスケジュールにも大きな影響が出てしまいそうです。

 

様々な病気の危険も


奥歯の一番後ろに生える親知らずが虫歯になると、そこから鼻や肺などに細菌が感染していく可能性が他の歯よりも高いのです。上あごの親知らずの場合は、鼻の奥にある副鼻腔という空間に近い場所にあります。

これが虫歯になると細菌が副鼻腔にまで感染し、副鼻腔炎(ちくのう症)を起こす危険があります。副鼻腔炎は鼻水や鼻づまり、また膿が溜まって顔の腫れや痛みにつながることもあります。また肺に菌が入り肺炎になることもあり、免疫が低下している人は特に注意が必要です。

親知らずに限りませんが、虫歯は細菌の感染症であるため、菌が血液から心臓や脳に達すると命の危険もあります。歯医者に行くのが怖くても、放置すればするほど様々なリスクが高まるのです。

 

以上、親知らずの虫歯は放置せずスグに歯医者に行くべき5つの理由をお伝えしましたが、いかがでしたか。

現代日本人は顎が小さくなっているため、親知らずが真っ直ぐに生えないことが非常に多く、虫歯に限らずさまざまなトラブルに見舞われます。歯磨きが十分でないことは歯周病や口臭にもつながりますし、顎関節症や頭痛を引き起こすこともあります。

違和感があったらすぐに歯医者に行くことはもちろんですが、日ごろからの定期的な受診でケアをしていきたいものです

 

まとめ

親知らずの虫歯は放置せずスグに歯医者に行くべき5つの理由

・ 親知らずの虫歯には気づきにくい
・ 他の歯にも影響?
・ 治療が難しい
・ 抜歯できなくなる?
・ 様々な病気の危険も