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喉の違和感が教えてくれる体を蝕む7つの病気

喉の違和感が教えてくれる体を蝕む7つの病気
喉の違和感と言っても人によっては様々な言い方で症状を訴えます。喉の中に虫がいるみたいにかゆい、喉の奥がイガイガしている。喉の奥が熱い感じがして飲み込むと気持ち悪い。食事で飲み込むときにつっかえる感じがして物を飲み込みずらい。という風に色々な表現で違和感を訴えてきます。

このどれもが風邪からくる症状ですぐ治るだろうとお思いでしょう。確かに喉の違和感は風邪からくるものが多いです。しかし、いずれも風邪からだけでなく、違う病気から現れている可能性もあるのです。症状の微妙な違いなのでちょっと分からない、という方もいるかも知れません。

喉の粘膜は薄く、いろんな体の状態を感知しやすい為に、様々な病気で喉の違和感が現れる時があるのです。原因も起きている病気も様々です。では、のどの違和感にどういう病気が隠れている可能性があるのでしょうか?喉の違和感が教えてくれる体を蝕む病気についてお教えします。



 

喉の違和感が教えてくれる体を蝕む7つの病気

 

食事によるアレルギー症状


特定の物を食べた後に喉にかゆい感じの違和感がある。虫が走る。といった症状はアレルギー症状の可能性があります。食べ物を食べるとアレルギーを起こした喉は急激に炎症を起こし、熱を持ちます。この時に急な炎症反応で熱くなり、喉が腫れるのでかゆい感じの喉の違和感が起こるのです。

その程度で済んでいればいいのですが、そのまま気づかずにまた同じものを食べてしまうと、喉のアレルギー反応が強くなり、熱をもって腫れ、咽頭をふさいで呼吸困難に陥る可能性があります。これがアナフィラキシー症状です。呼吸困難で命の危険が迫っている状態なのでそういう状態になったらただちに救急搬送してもらってください。

アレルギーだと思われる食べ物を食べてしまった場合はまずは食べるのを辞めてうがいをし安静にしてそれ以上症状が悪化しないかどうか様子を見ましょう。しばらく症状が落ち着くまでは安静にしていてください。ただの違和感が続く場合でも食べ物が断定できない時はアレルギー検査をしてもらうことが最も大切です。

 

逆流性食道炎


食べ物を食べてしばらくすると喉が熱い、何かが喉から込み上げてくる、朝起きたら喉が熱く、何も食べていないのに物が残っているような喉の違和感がある場合は逆流性食道炎の可能性があります。

刺激のある辛い食べ物や飲酒、喫煙で胃の中で胃酸過多、胃酸が多い状態になり、食道へ逆流する事で食道が炎症を起こしている状態なので喉に違和感があるように感じるかもしれませんが食道の炎症による症状なのです。

これは前述に挙げた原因の他に暴飲暴食、食べたらすぐに寝るような遅い不規則な食事を摂る、偏った栄養の食事を摂る、ストレスが多い環境に置かれている事が原因に挙げられます。特に寝ている状態では胃酸が逆流しやすいので食道に炎症を起こしやすくため、起床直後に喉の違和感を訴える人が多いのです。

症状が悪化すると吐き気やおう吐で喉が一日中熱く、夜も寝れない状態になる可能性があります。そうならない為にも食生活の改善や禁酒禁煙が大切なのです。

 

ヒステリー球 咽喉頭神経症


喉の痛みはないがふとした時や忙しく働いているとき、もしくは反対にほっと一息ついたときに喉の違和感がある人はヒステリー球かもしれません。これは色々な説はありますが現代社会で働いている人のほとんどがストレスからくるものです。

最初は何となくイガイガするような、何かが張り付いているような感じがします。それが酷くなると無性にかきたくなるような、咳で出したいような、仕事をしていても気になってしまう喉の違和感になります。それはストレスで体が過敏になっている状態なのかもしれません。

症状が起きたら無理をせず、一息つくことも大事になります。少しでも体が落ち着くようカフェインの飲物を飲んでみたり、温かい飲み物を飲むだけでも落ち着く可能性があります。これははっきりとした原因が見つからないのが特徴です。ですので、耳鼻科でも治らない場合は心療内科に行くことをお勧めします。

精神的にストレスを抱えている原因が分かるだけでも落ち着く可能性はありますが、時には心を落ち着かせる薬が必要なケースもあります。一人で悩まずに誰かに相談してみるのも一つです。

 

糖尿病


食事をしていても味がなく、舌や喉の感覚が鈍い感じがして、どうしても濃い味付けにしてしまう。という人は糖尿病からくる味覚異常かもしれません。糖尿病は悪化するまではほとんど症状を感じません。というよりも糖尿病で体の循環が悪くなり、感覚が鈍くなってしまうので症状がひどくなるまでは気づかないで生活している人は多いのです。

喉の違和感も感覚が鈍くなっているで、味覚異常を起こしているのです。最近味付けが濃くなった気がする。飲み込みは悪くないのに食べ物が喉を通るときに違和感がある。と感じた人は要注意です。まずは内科で血液検査してみてください。

症状が悪化してしまうと糖尿病の治療を始めても一度鈍くなった感覚はすぐには戻らない可能性があります。早めの血糖コントロールが大切です。

 

甲状腺腫瘍


喉が押されて、食事をするにもうまく飲み込めない感じがする。飲み込めるけど、ずっと食事中に喉に違和感がある、という人は甲状腺腫瘍の可能性があります。その程度ならまだ腫瘍も小さい場合が多いですがまれに悪性腫瘍で気づいたら手で触れて分かるくらいの腫瘍が喉にある、といった事があります。

一般の内科医師ならすぐにわかる程度まで大きくなる可能性もあります。喉に違和感があり、のどの少し横あたりにしこりがある場合は早めに病院受診してください。しこりが無くても小さい腫瘍が隠れている場合もあるので要注意です。

 

認知症


年を追うごとに食事量は変わらないが、食事を口にいれるだけで、味を楽しめない、何だか、味は分かるけど、のどに膜がかかっているようで美味しく感じない、という人は認知症からくるものかもしれません。普通の人は物を食べる前にこれから食べるものはこういう味がする、またはこういう味がするだろうと無意識に頭で考えながら食事をしています。

ですが、認知症の人は食べ物だとは分かっていてもそれがどういう味をするのか、どう食べるのかさえも忘れているのです。それに加え、理解力も低下してくるので、食べ物がおいしいかどうかの判断もできなくなってくるのです。

これが喉の違和感として現れるのです。こういう症状が現れた時はだいぶ認知症は進んでいる可能性があります。なるべく本人の好みや興味がわく食事で考える意識を高める食事が必要になります。

 

重症筋無力症


何となく飲み込もうとしているのに物が飲み込みずらい、飲み込むのに時間がかかる、という人は重症筋無力症の初期症状かもしれません。重症筋無力症とは自己免疫疾患で全身の筋肉が衰えてくる病気です。ですが初期症状は様々で症状が進行するまでなかなか気づかれないこともあるのです。

最初は喉の違和感が徐々に嚥下困難(食事を飲み込むのが困難な状態)になり、次第に自分で立つこともできなくなり、ほぼ寝たきりの状態になります。しかし、難病指定の病気ではありますが、いろいろな治療も開発され、症状が進行しないような薬も開発されてきている病気です。

 

いかがでしたか?

喉の違和感というだけでこれだけの病気が隠れている可能性があるのです。微妙な表現の違いで医師でも気づかない病気にかかっていることもあるのです。こういう症状が何か月も続いているという人は過信せず、早めに病院受診してください。

医師の診察を受ける時は喉の違和感とだけでなくどういう感じの違和感でどういうときに起こりやすいのか、今までどう対処したが直らない状態なのかを詳しく医師に説明してください。詳しい説明だけでも診察の方法や検査の種類が変わる可能性があり、症状に合わせた治療が早く受けられる可能性があります。

 

まとめ

喉の違和感が教えてくれる体を蝕む7つの病気

・ 食事によるアレルギー症状
・ 逆流性食道炎
・ ヒステリー球 咽喉頭神経症
・ 糖尿病
・ 甲状腺腫瘍
・ 認知症
・ 重症筋無力症