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辛い腱鞘炎の治療中に絶対気を付ける5つのこと

辛い腱鞘炎の治療中に絶対気を付ける5つのこと

物を持った時、手をついた時、突然手首や指、肘などが痛み出したことはありませんか?その症状は、腱鞘炎かもしれません。私たちの手は、腕の筋肉と指を「腱(けん)」が繋いでいるからこそ動かすことができます。

腱の周りには「腱鞘(けんしょう)」というトンネルのようなものがありますが、手指を使いすぎたり負担をかけてしまうと「腱」と「腱鞘」がこすれ炎症が起きてしまいます。腱鞘炎とは、この状態のことを差すのです。

ひとたび腱鞘炎になると、手指が動かしにくく感じたり、曲げる時な どは痛みが出てきます。その状態でさらに負担をかけてしまうと、四六時中痛みが引かない、軽いものすら激痛で持てない、など深刻な症状へと悪化してしまいます。

ですから、症状が軽いうちにしっかりと治療することが大切です。治療は、炎症を取り除くことを優先しましょう。

・患部を固定して疲労を和らげる
・アイシングや湿布薬などで患部の熱を落ち着かせる

まずはこの2つを徹底しましょう。腫れや熱をもっている時は温めてはいけません。これだけの治療で治ることも多いですが、症状が重い場合は痛みが長引くこともあります。痛みが強い時や、家庭療法では治らない場合は必ず整形外科を受診してください。

治療期間は症状によって数日から1カ月ほどで治る場合がほとんどです。その間、症状が悪化してしまわないよう気を付けて生活していかなければなりません。では、どのように過ごすと良いのでしょうか。



 

辛い腱鞘炎の治療中に
絶対気を付ける5つのこと

 

休ませることが一番大事


腱鞘炎は手指の使い過ぎが原因のため、治療中はなるべく患部を休ませることが早期の回復に有効です。しかしながら、仕事や家事による腱鞘炎の場合はなかなか休むことができないかと思います。そのような場合は以下のことを心がけて生活すると良いでしょう。

・長時間作業する時はこまめに休憩を挟む
長時間連続して手指を使い続けることは腱鞘炎の悪化を招く可能性があるため、大変危険です。また、回復の遅れにもつながりかねません。

特に、痛みが出てきた場合は無理をせず作業を中断し冷やすと良いでしょう。痛みや腫れがない場合はマッサージで血行を促すことも効果的です。

・サポーターを使用する
サポーターを使用すると可動域が狭まるため、自然と患部の運動量を抑えることができます。また、痛みの軽減も期待できます。しかし、痛みが軽くなったからといって無理は禁物です。適度に手指を休めてあげましょう。

サポーターは様々な種類がありますが、痛む部位に合ったものを付けるようにしましょう。

 

処置はこまめに


腱鞘炎は、指から肘にかけて、体の中でも最も動かす部位の炎症です。そのため、固定やアイシングの処置を継続して行うああことは難しいでしょう。しかし、患部は炎症を起こしており、無理をすれば悪化する可能性もあります。ですから、こまめに処置を行うよう意識しましょう。

・腫れや痛みがあるうちはアイシングをする
・テーピングはこまめに巻き直す

これらは定期的に行いましょう。また、テーピングを巻きなおす際には必ず患部を観察して、悪化がないかチェックすると安心です。

 

腫れが落ち着いたら血行促進


数時間から数日ほどアイシングや固定などの治療を行うと、腫れや痛みが引いてきます。ここからはアイシングよりも温めたりストレッチをして血行促進を図りましょう。血行を促進させることで、血液中の修復成分が患部に行き届きやすくなり、早期回復につながります。以下の方法で定期的に患部を温めましょう。

・カイロなどを患部に当てる
・温湿布を貼る
・お湯に手を入れて温める

温めるだけでも血行促進になりますが、ストレッチを併用するとより効果的です。ストレッチは、腱鞘炎の種類や部位によって適切なものを選ばなければ炎症を悪化させる可能性があるため、必ずよく調べたうえで行うようにしましょう。また、ストレッチの際に痛みが出た場合はすぐに中止してください。

 

栄養と睡眠


腱鞘炎を早く改善したいのなら、栄養面にも気を配ると良いでしょう。

(1)ヒアルロン酸、コンドロイチン
これらは体内で潤滑油のような役割をし、骨や筋の摩擦を防ぎます。年齢とともに減ってしまうため、素となる良質タンパク質とビタミンを含む食材を積極的に取り入れましょう。

チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、納豆などの大豆製品、また、牛肉や豚肉などもおすすめです。

(2)オメガ3
オメガ3とは、不飽和脂肪酸の一種で炎症を和らげる効果があるといわれています。他にもコレステロールや中性脂肪を減少させる効果があり、高血圧や心筋梗塞の予防など、とても大切な役割があります。

青魚、ウナギなどに含まれているため定期的に摂取しましょう。

(3)ビタミンやミネラル
腱鞘炎はいわば患部が傷ついている状態なため、筋肉の疲労回復を促すビタミンB群を摂ると良いでしょう。また、ビタミンCも抗炎症作用があるためおすすめです。ビタミンB群は豚肉、納豆、卵など、ビタミンCは柑橘類や緑黄色野菜に多く含まれています。

バランスよく摂取するためにはマルチビタミンのサプリメントも有効です。

 

スマホに注意


最近、スマホ腱鞘炎になる方が増えているのはご存知でしょうか。腱鞘炎といえば長時間手指に負担をかけた場合に起こりやすいと冒頭にも書きましたね。では、スマートフォンを使っている時を想像してみてください。

ネットサーフィンやゲームなど、よく親指を使っていませんか?または、片手で固定しもう片方の手で操作していますよね?短時間ならばあまり問題はありません。しかし、長時間となると、手や手首に負担がかかり、痛めてしまうということです。

スマホ腱鞘炎になってしまった際は、スマホの使い方を考えなければなりません。例えば、机などに置いて使用すると手指への負担は少ないでしょう。普通の腱鞘炎同様、サポーターをすることも有効です。

 

以上、辛い腱鞘炎の治療中に絶対気を付ける5つのことをお伝えしましたが、いかがでしたか。

腱鞘炎の治療中は普段よりもいっそう気を付けて生活しなければなりません。悪化させずに早期に回復させたいですね。そして、治った後は再発させないことも大切です。長時間続けての作業は避け、しっかり休憩をとりましょう。

その時、軽く手首を回したり、指をグーパーと動かして、手全体の血行を促すと効果的です。日ごろから対策をしていくことで腱鞘炎とは無縁の生活を手に入れましょう。

 

まとめ

辛い腱鞘炎の治療中に絶対気を付ける5つのこと

・ 休ませることが一番大事
・ 処置はこまめに
・ 腫れが落ち着いたら血行促進
・ 栄養と睡眠
・ スマホに注意