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背中の痛みが教えてくれる気を付けるべき5つの病気

背中の痛みが教えてくれる気を付けるべき5つの病気

日々の生活の中で「背中が痛む」というのは特に珍しいことではありません。寝ている時の態勢による寝違えからパソコン、ケータイなどを長時間操作している時の態勢、慣れない運動によって生じた筋肉疲労などいくらでも痛む原因は考えられます。

そのため背中に生じた痛みを安易に考えがちです。しかし、時に痛みの裏に重大な病気が潜んでいることがあります。それは放置したら命に関わる場合もあります。

背中の痛みを感じた時、「大丈夫でしょ」と根拠もなく片付ける前にこれから紹介する病気について疑いを持ってみてください。特に心当たりのない痛みは尚更です。

それでは以下に背中の痛みに隠された病気について紹介していきます。



 

背中の痛みが教えてくれる
気を付けるべき5つの病気

 

肝臓がん


背中の右側が痛む時に疑うべき病気は「肝臓がん」です。肝臓は沈黙の病気と呼ばれ、病気に侵されてもほとんど症状が出ることはありません。

我慢して我慢してようやく何かおかしいと気がつく時には既に手遅れで末期だったということはよくあります。疲れやすいという症状の他にきわめてまれな症状として背中の痛みが発生することがあります。

右側の背中の痛み、疲れやすい、心当たりがないという場合には肝臓がんを疑いましょう。体重の激減や意識障害が現れ始めたらもう遅いです。末期だと思ってください。

 

膵臓がん


背中の左側が痛む時、疑うべき病気は「膵臓がん」です。この病気は初期症状に乏しく、肝臓がんと同様に見つかった時には末期だったということが多いです。毎年3万人もの人が命を落としている怖い病気です。

症状として腹痛や背中の重苦しさがあります。便通が不安定になり、食欲不振、血糖値の上昇もみられるようになります。病気が進行すると黄疸や腹部背中の持続する痛みが生じ、嘔吐や体重減少が起こり始めます。

ここまで来るともう手の打ちようがないと判断されるレベルになるため、ここまで来る前に病気を疑うべきです。喫煙や飲酒をしている生活の人はリスクが上がるため、要注意です。

 

狭心症


背中の特に左肩が異様に痛い・・・。そんな時に疑うのは「狭心症」です。狭心症とは心臓の周りを囲んでいる冠動脈という部分の血流が何らかの要因で不足し、起こる病気です。

背中の左側から左下が発作的に痛くなり、時間的には数分から数十分の長さで痛みが持続します。狭心症は心臓の病気なのに何故肩が痛むのかというと、その理由は放散痛のせいだと言われています。

放散痛は心臓の痛みを脳がわからず、他の場所の痛みと勘違いして痛みを生じさせるものです。このため心臓は痛くないのに左肩がとても痛いと感じてしまい、単なる肩こりかと思い込んでしまうケースが多々あります。

もし、異常に左肩だけが痛むという場合は肩こりだと思わず狭心症を疑って必要なら専門医の診察を受けてください。

 

心筋梗塞


心筋梗塞とは冠動脈の血液の流れが止まってしまい、そのまま流れない状態が続くことで心臓が壊死してしまう病気です。

心筋梗塞の痛みは激痛で、発作後だんだん顔色が悪くなり、手足が冷たくなり、冷や汗、チアノーゼ、意識障害、血圧の低下などが次々起こり、血液不足によるショック状態、不整脈で死に至る場合があります。

このような発作が起きる前に心臓を中心とした締めつけられるような痛み、他に左肩や左上腕部、みぞおちに痛みを感じることがあります。

心筋梗塞を発症すると1回の発作で4人に1人は死亡するほど危険な病気なので、少しでもおかしいなと感じたら即必要であれば救急車で専門医にかかりましょう。

 

すい炎


すい炎には「急性」と「慢性」があります。急性すい炎はお腹から背中に突き抜けるほどの激痛が走り、立っていることすらできないほどの痛みがあります。

痛みは時間が経つにつれてひどくなり、腹痛や吐き気、37~38度の発熱も症状として現れてきます。急性すい炎は胆石症やアルコールの飲み過ぎ、脂質異常症などが原因とされています。

慢性すい炎も急性と同じくお腹から背中に突き抜けるような痛みが慢性的に生じます。急性と違うのは急性はだんだん痛みが激しくなっていくのに対して、慢性は痛みがだんだん軽減されていく点にあります。

これは病気が治ったのではなく逆に悪化し、病気が進行していることを意味します。他の症状として下痢などの便の異常や体重の減少、悪性腫瘍を併発する場合があります。

ただ背中の痛みなどの自覚症状が乏しいため、早期発見は難しく、気付いた時には手の施しようがない状態にまでなっていたということがあります。

急性すい炎は軽症であれば快復し、膵臓にも障害は残りませんが、慢性すい炎は少しずつ機能が衰えていき、失われた機能は元に戻ることはありません。急性、慢性ともにいかに早期発見ができるかがカギとなります。

 

以上、背中の痛みが教えてくれる気を付けるべき5つの病気をお伝えしましたが、いかがでしたか。

背中は身体の部位の中で一番広い部位で各部位と繋がっています。そのためどこかに問題が起きると直接的には関係ない背中に痛みが伝わることも珍しくありません。

特に内部の痛みが背中に現れた時には要注意です。内部は外から見えないため、サインを見逃すと発見が遅れることがよくあります。背中の痛みだけが初期症状のサインということもあるのです。

たかが背中の痛みと片付けないで痛み方をよくみてください。単なる筋肉痛、肩こりならば取り越し苦労ですがそれでいいのです。

しかし、もしかしたら病気の発見に繋がるかもしれません。もし、覚えのない痛みが背中を襲った時、少しでも不安がよぎる痛みであったなら、すぐに迷わず専門医の診察を受けましょう。痛みが知らせた病気のサインかもしれません。

 

まとめ

背中の痛みが教えてくれる気を付けるべき5つの病気

・ 肝臓がん
・ 膵臓がん
・ 狭心症
・ 心筋梗塞
・ すい炎