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過食嘔吐で太ると悩んでいる人に知ってほしい7つの事

過食嘔吐で太ると悩んでいる人に知ってほしい7つの事

「食べたい」でも「太りたくない」と人間としての相反する要求が高まり、病気に取りつかれたように一度にたくさん食べては無理やり自分で嘔吐する、これを繰り返し続けている状態を過食嘔吐と言います。

食べたものを吐いて出しているのでやせると思っている方もいると思いますが、実はこの過食嘔吐で太ることがあります。「食べたものを吐いて出しているのになぜ太るんだろう?」と疑問を持つ方もいると思います。

今回は過食嘔吐で太ると悩んでいる人に知ってほしい7つの事を紹介します。



 

過食嘔吐で太ると悩んでいる人に
知ってほしい7つの事

 

身体の中での脂肪作りの原因となっている。


人間の体内は、一度に急激に食べ物を食べる(過食)と血糖値が急激に上昇します。この上昇した血糖値を下げる役割をするのがすい臓から分泌されるインスリンです。インスリンには血糖値を下げる役割の他に体内にエネルギーを蓄えるという役割も持っています。

人間が体内にエネルギーを蓄えるということは、脂肪を作って身体につけるということなのです。一度に急激に食べると急激に上がった血糖値を下げようとしてインスリンの分泌も多くなります。

インスリンの分泌が多くなった状態で今後は食べ物を吐き出す(嘔吐)と、消費できるエネルギーバランスを取ろうとするため、インスリンは体内にエネルギーを蓄えようと働くのです。その結果、体内では脂肪が作られて身体につきやすくなります。過食嘔吐で太るのはこのためです。

 

体質的に太りやすくなる。


前述内容にも関連しますが、過食嘔吐の結果、体内で脂肪が作られていきますが、嘔吐することにより体内で本来必要とされる栄養素やエネルギーも摂取できていない状態になります。そうすると人間の身体は生命を維持するために必要な栄養素やエネルギーを必死で蓄えようとします。

必死で蓄えようとするので少量の食べ物でも体内への栄養素やエネルギーの吸収量が上がります。この結果、身体は少量の食べ物から栄養素やエネルギーを吸収することで体質的に太りやすくなります。

体質的に太りやすい状態で普通の食生活に戻ったときにはすでに太りやすい体質ができあがってしまっていることが多いのです。過食嘔吐で太るのはこのためです。

 

眠気やめまいを誘発する。


過食嘔吐によって、身体には本来必要とされる栄養素やエネルギーが摂取できていない状態なので、身体は生命を維持するための栄養素やエネルギーを蓄えようとします。少量の食べ物でも太りやすくなる体質になっているのに加えて、身体は生命を維持しようと眠りにつこうとします。

また本来必要な栄養素やエネルギーが摂取できていないということは身体全体にいろいろな指令を出す脳にも必要な栄養素やエネルギーが行き届いておらず、めまいなどの原因になります。

眠気で身体が眠ろうとする、めまいで生活上の活動量が減れば、すでに過食嘔吐で太る体質となってしまっているので、眠気やめまいでますます太ってしまうということにもなりかねません。

 

食道や喉の炎症やガンになりやすい。


過食により、食べ物は一度は喉、食道を通って胃に入ります。胃の中に分泌される胃酸は、食べ物を感知してからおよそ10分で分泌されると言われています。この胃酸は強い酸性の性質を持っており、胃酸と同等の酸性の液体は金属をも溶かすこともできます(例えば塩酸など)。

過食状態になると胃は胃酸をたくさん分泌して食べ物を腸に送りやすい状態にしようと一生懸命働きます。しかし今度はその状態で嘔吐します。食べ物と一緒に多量の胃酸が食道や喉を通過します。

強い酸性の性質を持つ胃酸が他の臓器を通過するということは、その臓器は強い酸性の液でかなりのダメージを受けることになります。食道や喉は当然のようにダメージを受け炎症を起こしやすい状態になります。過食嘔吐が続くと炎症だけではなく食道ガンや喉頭ガンを発症する恐れもでてきます。

こうなると過食嘔吐で太ることを悩んでいるどころか、過食嘔吐で太ってしまった上に不治の病にも悩まなければいけなくなります。

 

虫歯になりやすい。


前述にも関係しますが、過食後の嘔吐により多量の胃酸も食道、喉を通過して口から体外へ出ます。胃酸は金属をもとかす酸性の性質を持っているため、歯を溶かす要因にもなり、その結果虫歯になりやすくなります。虫歯になれば過食どころか、食べることそのものに悩まないといけなくなり、通常の食生活に戻ったときに多大なる身体の損失を招きます。

 

糖尿病の危険がひそんでいる。


「吐いて出しているのに、糖尿病の危険?」と思っている方もいるかもしれません。過食嘔吐により、確かに食べ物は吐き出していますが、過食により食べ物は一度は体内に入っています。

この結果は急激な血糖値の上昇につながり、その血糖値の上昇を下げるために分泌されるのがインスリンであることはその1でも述べたところです。過食嘔吐が続くと、このインスリンそのものが正常に分泌されなくなります。

インスリンが正常に分泌されないと、血糖値が高い状態を下げることができなくなり、その結果糖尿病を発症する恐れがあります。糖尿病は症状が悪化するとインスリン注射が欠かせなくなることにもなり、過食嘔吐で太ることに悩むよりも、深刻な病気とのおつきあいに悩まないといけなくなります。

 

そのものがストレスになる。


過食嘔吐は食べた物を吐いて出すという、人間が生命を維持するための真逆の行為をしています。「吐き出してしまった」という罪悪感から、人間として生きていることがツラいほどのストレスを感じる人も多いようです。

また過食嘔吐で太りやすくなっているので「吐き出しても太る」ということも心理的に大きなストレスになります。

 

いかがでしたか?

今回お伝えした、過食嘔吐で太ると悩んでいる人に知ってほしい7つの事が、過食嘔吐で太ることを心配している皆さまのお役に立てることを願っています。

 

まとめ

過食嘔吐で太ると悩んでいる人に知ってほしい7つの事

・ 身体の中での脂肪作りの原因となっている。
・ 体質的に太りやすくなる。
・ 眠気やめまいを誘発する。
・ 食道や喉の炎症やガンになりやすい。
・ 虫歯になりやすい。
・ 糖尿病の危険がひそんでいる。
・ そのものがストレスになる。