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突き指を正しい処置で一日でも早く完治させる方法

突き指を正しい処置で一日でも早く完治させる方法

激しいスポーツや、球技などをしているときに起きてしまう不慮のケガのひとつに「突き指」があります。スポーツをされる大勢の方が一度以上は経験しているのではないでしょうか?

突き指は症状が軽く見えても、対処の仕方で治り方に大きく差が出てしまう場合があります。そのためにやはり迅速かつ適切な処置が必要であると考えられています。

今回はつき指をしてしまった時、その応急手当の方法と、少しでも早く完治させる方法をご紹介します。



 

突き指を正しい処置で
一日でも早く完治させる方法

 

突き指について


突き指は、指に対して大きな力が加わる事で発症します。指にあるじん帯が部分断裂や断裂をしてしまい、患部に痛みや腫れを引き起こします。主に手を使うスポーツの時になりやすいのですが、スポーツ選手全般でとても多くある症状のひとつです。

また、多くの人が発症する機会があるため人によって対応方がまちまちであったりもします。そこで突き指を完治させるための基本的な知識と方法をまとめて見ました。

突き指は緊急性が低い事から見逃してしまいがちですが、これもケガのひとつです。後遺症を残さず早く完治させるためにも、早めの適切な処置が一番大切です。

 

突き指の適切な見極め方法


突き指になってしまった場合、専門知識のない私達では判断が難しいものですが、直ぐにでも病院に行くほうが良い場合の見極めの方法を上げておきます。

つき指になってしまったと感じてから、すぐにこれらの判断をすることが適切な処置の始まりであると思われます。自己判断が出来ない低学年の方は、コーチや保護者の方の判断を仰ぐと良いかもしれません。

【医師による治療が必要な場合】
1.指の形が変形
2.関節ではない方向に指が動く
3.関節が全然動かなくなる
4.腫れがひどく皮膚の下で変色(内出血)もひどい場合

これらの症状になっている場合はじん帯断裂に加えて骨折も考えられます。後に後遺症となってしまう場合もありますので早めの治療を受けてください。

ここまでひどくなくても、一週間たっても腫れがひかなかったり痛みが治まらない時も病院で見てもらうとよいかもしれません。

 

突き指で、絶対にしてはいけない注意点


先に絶対にやってはいけない事をお伝えします。突き指した患部を絶対に引っ張らないこと。昔はこの方法で応急処置としていた時代もありましたが、この方法の場合、余計にじん帯を損傷する恐れがあるため絶対に行わないでください。

また無理に曲げたりしないこと。こちらも患部がさらに悪化してしまうのでやらないようにしてください。軽度の突き指も安静が一番です。

 

突き指のときは、早い段階での適切な応急処置(RICE処置)を


上での判断を行いながら、次の応急処置を行うのですが、まずは患部をよく冷やすこと。関節部分や骨が圧迫されたために炎症を起していますので、熱や痛みが出てくると思われます。

それを和らげるためにも氷水を使用してアイシングをする事は効果的な方法です。ぶつけたり、関節をひねってしまったりした時もこのアイシングは基本です。

包帯やテーピングで患部を固定する。突き指は関節部分を中心に痛みが出てくるものですから、無理に曲げて悪化させないためにはテーピングが効果的です。患部の安静を保てるように固定できれば、痛みも抑えられますし、治りも早くなります。

最後に患部を心臓よりも高い位置へ来るようにします。これは患部に血液が集まり過ぎないようにするためですが、状況によっては無理な場合もありますので、あまり気にしすぎないでも良いようです。

これらの応急処置の方法は、スポーツ障害の応急処置の基本で『RICE処置』と呼ばれています。

R=Rest(安静)
I=アイシング
C=Compression(圧迫・固定)
E=Elevation(上にあげるの意味)

これを略してRICE処置といいますので知っておくとよいでしょう。

 

突き指を治すためのアイシングでの処置


上の項目でアイシングが重要である事はご説明しましたが、そのアイシングの基本的な方法をご紹介します。アイシングとは冷やすことで患部の損傷範囲を最小限に抑える役目を持ちます。

また、冷却により痛みを和らげる効果も期待出来ます。方法は氷水をビニールの袋に入れて患部にあてます。バケツや洗面器などに氷水を入れてその中に患部を浸すことも良いでしょう。

氷がない場合は流水でも構いません。一度のアイシングは30分程度で終了して患部の様子を見ましょう。この時冷やしすぎると凍傷になってしまう場合もありますので注意してください。

 

早く突き指を直すには?


さて、次は治癒の段階でのお話になります。応急処置では「患部を冷やして安静にする」と言いましたがここからは、「一日も早い完治のために」についてご紹介いたします。

とくにスポーツ医学では、突き指の発症から数日が経過している時、完治後の関節の稼動範囲の保持や、指の変形を予防するためにリハビリが行われます。

そしてこの時リハビリに併せて行われるのが温熱療法と呼ばれる方法です。ここでは家庭のお風呂でも出来る簡単なリハビリ方法をご紹介します。

 

お風呂で簡単リハビリ


応急処置ではアイシングを行い、内出血や腫れがひくことを目的としました。ですがその後、数日経過した頃からは回復期に向かいます。そこで今度は、患部を温める「温熱療法」に切り替えて、さらにリハビリをすることで、突き指の完治に努めましょう。

ご自宅で出来る方法は、入浴時に指の関節を充分暖めた状態で、手首のスナップを効かせて指の関節に水流をあてていくだけです。この水流が指の関節に刺激となってリハビリの効果につながります。

痛みが少ないと感じられるようになったら指の関節をゆっくりと動かし、徐々に関節の稼動範囲が最大に戻るように毎日続けていきます。ここでまた痛みが出てくるようであれば一時的にアイシングをして、様子を見ながら温熱療法を繰り返しリハビリを続けていきます。

ポイントは焦らずゆっくりと動かし続けることにあります。

 

いかがでしたか?

今回は突き指の際の処置と、一日でも早く治るための方法をまとめてご紹介させていただきました。たかが突き指だと甘く見ずに、早めの対処が一番の早期回復につながるものと考えられます。

また、突き指から数日たっても腫れや痛みが収まらない時は、やはり医師の診断を受けることをお勧めいたします。

 

まとめ

突き指を正しい処置で一日でも早く完治させる方法

・ 突き指について
・ 突き指の適切な見極め方法
・ 突き指で、絶対にしてはいけない注意点
・ 突き指のときは、早い段階での適切な応急処置(RICE処置)を
・ 突き指を治すためのアイシングでの処置
・ 早く突き指を直すには?
・ お風呂で簡単リハビリ