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インフルエンザ時の食事で栄養を採りやすい5つの食べ方

インフルエンザ時の食事で栄養を採りやすい5つの食べ方

毎年冬になると警報が出ることもあるインフルエンザ。学校や職場で罹患者が出るとひやひやしますよね。インフルエンザウイルスはA型、B型、C型と種類があり、それぞれの型によって症状は違います。

高熱をはじめ、倦怠感や関節痛、のどの痛み、胃腸症状など実に様々です。特効薬としてタミフル、リレンザなどがありますが、インフルエンザウイルスに根本から打ち勝つためには食事によって栄養を採り、自己免疫力を高めることが重要です。

・ウイルスと戦う白血球の働きを助けるビタミンC
・鼻やのどの粘膜を守るビタミンA
・体の代謝を活発にし回復に有効なビタミンB群
・体の抵抗力を高めるビタミンE

健康な時はそれらを簡単に摂取できるかもしれませんがインフルエンザにより体力が低下している時は工夫が必要です。それでは次から有効な食べ方を見ていきましょう。



 

インフルエンザ時の食事で
栄養を採りやすい5つの食べ方

 

スープ状なら食欲がなくてもOK


高熱により体力を消耗している時は食欲がなくなってしまう方も多いと思います。他にも、インフルエンザ時は以下のような症状により食欲をなくすことがあります。

・咽頭痛
・嘔吐、下痢などの胃腸症状

などインフルエンザA型ではひどい咽頭痛が現れることもありますし、また、インフルエンザB型に感染すると胃腸炎のような症状が現れる確率が高くなります。

そういった時、スープ類は胃腸に負担がかからず、口当たりも優しいためおすすめです。私たちの身体は、食べ物を消化するために胃腸に血液を集中させます。

それだけ食べ物の消化にはエネルギーを要するのです。スープならば固形物よりも胃腸の負担にならず栄養を採ることが可能です。

野菜を煮出したものならばその栄養分がスープに溶けだしていますし、汗や胃腸症状によって失われたミネラルも補うことができます。

また、水分をとることによって排泄を促し、ウイルスの排出にも効果があります。これは、尿にもインフルエンザウイルスが多く含まれるためです。スープといえばコンビニでも手に入るものばかりなので、試してみてはいかがでしょうか。

 

少量ずつ食べましょう


身体が熱に慣れてくると食欲が出てくるかもしれません。しかし、いきなり量を食べてしまうのはお勧めできません。なぜなら、上記でも触れたとおり、食べ物の消化にはかなりのエネルギーを要します。

少量ずつ食べることで胃腸の負担を減らしてあげることが回復のためにも重要です。一昔前なら体調不良の時は食べて体力をつけた方がいい、といわれることも多かったですよね。

実際につらいのに無理して食べたといういい経験がある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、現在では体調不良の際は食べ過ぎず胃腸を休めてあげるという意見が主流です。

食事の際は少ない量を意識してみるといいかもしれません。それでは足りないという方は一回の量は少なめに、食事の回数を増やしてみましょう。もちろん食べ物は消化の良いものが基本です。

 

温かいもので免疫力UP


体温が1℃上がると免疫力は5~6倍UPするという論がありますま。逆に、体温が下がると免疫力も低下してしまいます。平熱が低いと風邪をひきやすいといわれるのはそのためですね。

これは、多くのウイルスが熱に弱いことも関係しています。インフルエンザウイルスも熱に弱いことが知られています。身体が高熱を出すのもウイルスを死滅させるためだということです。

ですから、私たちは免疫力を高めその援護をしてあげましょう。食事によって身体を温めるためには温かいものを食べること、それ以外に効果的な食材を選ぶという方法があります。

おすすめは生姜とネギです。

・体を中から温める作用
・殺菌作用

などインフルエンザウイルスと戦うために必要な作用を持っています。同じく唐辛子にも類似の効果があると知られていますが、こちらは胃腸への刺激が強いため控えた方が良いでしょう。

 

煮る、蒸すで効率よく栄養摂取


体力が消耗している時の食事は柔らかいものが鉄板です。なぜなら、インフルエンザと戦っている身体は、食べ物を分解して栄養を吸収する力も弱くなっているからです。

そのため、なるべく柔らかく調理して体の吸収を助けてあげると良いでしょう。食べ物は熱を通すと柔らかくなりますが、中でも油を使わなくても調理可能な「煮る・蒸す」がおすすめです。

■煮る
煮ることで柔らかくした食べ物は胃腸にやさしいだけでなく咽頭痛がある時にも飲み込みやすくなります。おかゆや煮込みうどんなど、風邪をひいたときに召し上がる方も多いのではないでしょうか。

実は、これらはとても理にかなっているといえるのです。炭水化物は、糖質と呼ばれ、体内になくてはならないエネルギー源です。

他にもエネルギーに代わる栄養素は脂質やタンパク質などがありますが、炭水化物はそれらよりも消化・吸収がされやすいため、ウイルスと戦う体の即戦力としてエネルギーを補給することができます。

そのため、少しでも食欲がある場合は、おかゆや煮込みうどんを食べてみると良いでしょう。

■蒸す
炭水化物だけでは必要な栄養素は補えませんよね。少し回復してきたら、ビタミンやタンパク質など他の栄養素も積極的に摂るようにしたいところです。

そんな時、おすすめしたいのは蒸し野菜です。蒸すことで柔らかくなった野菜は胃腸への負担を減らすだけではありません。野菜に多く含まれるビタミン類は水溶性のものや熱に弱いものなどそれぞれ弱点があります。

しかし、蒸す調理法はそれらのビタミンを極力壊さず、効率的に摂取できるのです。鶏肉や白身魚などタンパク質も一緒に蒸してしまうと一辺に複数の栄養素が補えるので、食欲があるようでしたら試してみると良いでしょう。

 

極めつけは鍋料理


余すことなく栄養を摂取できる料理、それが鍋料理です。鍋料理といえば、複数の野菜に豆腐や肉、魚などいろんな栄養素が揃っています。

また、温かく具材も柔らかくなるので免疫力UPや胃腸の負担軽減にもつながります。回復期、特に積極的に摂取していただきたい栄養素がビタミンB群やビタミンCです。

これらは煮込むと煮汁に栄養素が溶け出してしまうのですが、鍋ならば汁ごと食べてしまえるので効率よく体内に取り込むことができますね。

・ビタミンB
群ビタミンB群はビタミンB2やB6などをはじめとする水溶性ビタミンの総称で、これらは弱った体を回復させるために重要な役割を担います。身体の代謝を促しエネルギーを作り出すほか、糖質や脂質の分解にも関与しています。

しかし、ビタミンB群は体内に蓄積することができず尿によって排出されてしまいます。不足しがちなため、食事で摂取していかなければなりません。

ビタミンB群が豊富な食べ物としては、豚肉、卵などがあります。鍋ならば卵とじにしてもいいかもしれません。

・ビタミンC
ビタミンCは白血球の働きを助け、免疫力を高めるために効果的な栄養素です。インフルエンザ時は体の抵抗力をつけるためにもビタミンCを含む食材を摂っておくのが良いでしょう。

ビタミンCはじゃがいもやさつまいもなどのイモ類、キャベツや小松菜などの葉物野菜にも含まれています。変わりどころではカイワレ大根に多く含まれているので鍋に乗せてみてはいかがでしょうか。

 

以上、インフルエンザ時の食事で栄養を採りやすい5つの食べ方をお伝えしましたが、いかがでしたでしょうか。

インフルエンザになってしなったときは栄養を摂ってなるべく早く治したいものですよね。無理をせず、食欲がある時に、が基本です。

食欲のない時は水分だけはしっかり摂りましょう。もしもめまいやふらつき、口の中の渇きなどを感じた場合は脱水症状に陥っている場合があるのですぐに医療機関を受診しましょう。

その他にもインフルエンザ時は何か異常を感じた場合、自己判断せず医師の指示を仰ぐことが大切です。それ以外は家で安静に、暖かい恰好で温かい食事を摂って回復に努めるといいですね。

 

まとめ

インフルエンザ時の食事で栄養を採りやすい5つの食べ方

・ スープ状なら食欲がなくてもOK
・ 少量ずつ食べましょう
・ 温かいもので免疫力UP
・ 煮る、蒸すで効率よく栄養摂取
・ 極めつけは鍋料理