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~辛い痛みとサヨナラしよう~

腎臓に痛みをともなうあらゆる原因とその対処法

腎臓に痛みをともなうあらゆる原因とその対処法

腰や背中が痛い、背中側の脇腹が痛いということはありませんか。ここに痛みを感じる病気は多種考えられ、泌尿器、消化器、筋肉、皮膚ヘルペスなどです。脇腹が痛いと頻度が高いのが泌尿器で、腎臓や尿管の痛みが多いことが分かっています。

腎臓は背中側の腰のあたりに位置し、握りこぶしくらいの大きさで左右2つある臓器です。1つが150グラムくらいの臓器ですが、様々な役割を担っています。

代表的な役割は血液中の老廃物をろ過して、尿として排出することです。その他、塩分と水分をコントロールし血圧に作用する、造血細胞に影響するホルモンの分泌、体液やイオン量を調節する、カルシウム吸収のためビタミンの生成などという働きがあります。

ここでは腎臓に痛みをともなうあらゆる原因とその対処法をご紹介します。5つの病気をご紹介しますので、少しでもあてはまる症状があればすぐに受診してください。

早め早めの受診が生死を分けることもあるのです。また、日常生活で意識することにより防げる病気もありますので参考にしてください。



 

腎臓に痛みをともなう
あらゆる原因とその対処法

 

尿管結石かもしれません


尿管は腎臓から膀胱までの経路の管で、ここに腎臓で生成された結石が落ちてとどまる病気を尿管結石といいます。腰や背中、脇腹の激しい痛みが特徴で、転げまわるほど強い痛みが生じるといわれています。

排尿時の痛みや血尿が出ることもありますので、注意が必要です。水分摂取を十分に行うことで尿量を増やし、結石を排出しやすくします。また、痛み止めや結石生成抑制の薬が処方されることもあります。

結石は血液中のカルシウム濃度が高かったり、動物性たんぱく質のシュウ酸や尿酸の増加が原因とされています。動物性たんぱく質、なかでもハムやソーセージの加工品はシュウ酸が多く、ほうれん草もシュウ酸が多いことで知られています。

ほうれん草はゆでるとシュウ酸がある程度除去されますので、ゆがいたほうれん草であれば適量は問題ありません。また、ビタミンCはシュウ酸を体に蓄積する作用がありますので、控えめにすることが望ましいと考えられます。

体を上下に動かす運動、適度に上下することで結石が粉砕され、排出されやすくなります。ジョギングや縄跳び、ウォーキングを日常生活に取り入れることをお勧めします。

 

腎盂腎炎かもしれません


腎臓で生成された尿をたくわえる場所を腎盂といいます。尿道から細菌が入り、腎盂に細菌が増殖すると炎症を起こします。これが腎盂腎炎です。免疫力の低下や尿排泄に異常がある場合にかかりやすくなるとされています。

頻尿や残尿感、排尿痛、発熱、背中や腰、脇腹の痛みが生じることが多く、吐き気や全身のだるさに及ぶこともあります。処方薬は抗生剤が多く、尿量を増加させ細菌を排出させるため水分摂取を励行されています。

日常でできることは、免疫力を高めること、十分な栄養と十分な睡眠、疲れを溜めないこと、そして水分をこまめに意識して摂取することです。

 

腎梗塞かもしれません


血液のかたまり(血栓)が腎臓の血管をふさいでしまうことで起こります。不整脈や心臓疾患で生じた血栓が流れてくることが原因になることも多いとされています。また、外傷により腎臓に血液が流れないことで起こることもあります。

腹部や腰、背中に突発的な激しい痛みが生じ、発熱、嘔吐、血尿、尿量減少などがあらわれることがあります。薬物治療や手術が必要になりますが、早く治療を開始できるか否かが、その後に大きく影響します。

 

腎臓がんかもしれません


腎臓がんは初期段階では自覚症状はあまりなく、腫瘍がある程度大きくなってから症状が出てきます。痛みや血尿、しこり、進行度合いによっては血圧上昇や高カルシウム血症などの症状があらわれることがあります。

 

腎外傷かもしれません


事故や激しいスポーツなどにより、脇腹を強く圧迫されたり、突き刺さった場合に腎臓に傷がつき痛みが生じることがあります。傷の大きさや程度により症状は様々ですが、脇腹の痛みや血尿がでることがあります。

 

いかがでしたか?

腎臓がどこに位置しているのか、腎臓が痛むとはどこが痛むのか、ということをご理解いただけたことでしょう。また、腎臓の機能がいかに多岐にわたるのかということ、腎臓が痛む病気は1つではないということもご理解いただけたでしょう。

腎臓は遺伝による病気が生じやすいともいわれています。自分の周りに家族に腎臓の病気にかかっている方がいれば、腎臓の病気を疑うことも必要です。

その他、尿量の変化や尿の色の変化、排尿時の痛み、血圧の変化などがあれば早めの受診をお勧めします。早めの受診が治療を早め、もっといえば生死をもわけるかもしれないのです。

自己判断はせずに医師の診断を仰いでください。また、日常生活では塩分を控え、ストレスを溜めないこと、生活習慣を整えること、規則正しい生活を心がけることなど、一般的なことが大切になるのです。

 

まとめ

腎臓に痛みをともなうあらゆる原因とその対処法

・ 尿管結石かもしれません
・ 腎盂腎炎かもしれません
・ 腎梗塞かもしれません
・ 腎臓がんかもしれません
・ 腎外傷かもしれません