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あれ?耳たぶが腫れてる!意外な原因と対処法

あれ?耳たぶが腫れてる!意外な原因と対処法

あなたは耳たぶが腫れたことがありますか?あまり気にかけることが少ない耳たぶですが、腫れたりするのはけして珍しいことではありません。痒みで腫れたり痛みで腫れたりと身体で起こる状況は耳たぶでも例外なく起こります。

ではその原因は何なのでしょうか?そして医者に行くならどこへ行ったらいいのでしょうか?それらについて詳しく説明していきます。



 

あれ?耳たぶが腫れてる!
意外な原因と対処法

 

粉瘤の腫れ


耳たぶが腫れる原因の大半は粉瘤にあるといえます。粉瘤とは皮膚に隣接した皮下組織に老廃物がたまり、しこりができる病気です。アテロームとも呼ばれます。身体のどこにでもできるもので顔や首に多くできやすいとされています。耳たぶの場合は耳の裏に数個固まってできやすいようです。

無理矢理つぶすと悪臭を放つドロドロとした液体が出てきます。通常痛みはありませんが、細菌に感染したりすると赤く腫れあがり痛みを伴うことがあります。しこりができるので粉瘤と判断するのは簡単で、数ミリから1センチ程度であればそのまま様子見で大丈夫です。

しかし、細菌感染したり急に粉瘤が大きくなった場合は皮膚がんに変化することもあるので気をつけなければなりません。治療方法は抗生剤の服用、点滴です。腫瘍性疾患の疑いありと見られた時は組織を調べることもありますし、見た目、臭いが気になるという時は手術することもあります。

 

痛風


痛風とは、プリン体を多く含む食品を多く摂取することによって尿酸値が高くなり、その状態がずっと続くと足首に腫れや痛みを伴う病気です。意外にも痛風は耳たぶに症状が起きることもあります。心臓から遠い位置にあり、外気に触れやすく冷えやすい耳たぶは、尿酸が結晶化しやすいとも言われていて、それが要因として考えられます。

症状は米粒ほどのしこりができ、だんだん大きくなって最終的には痛風となり、早い人で数週間、遅い人でも2年以内には発作を起こします。耳たぶにしこりができたり腫れたりしてさらに痒みがある場合は痛風を疑います。治療方法としては薬物療法が用いられます。

痛むのは尿酸値が高いせいなので、尿酸値を下げるため大きく関係してくるのは毎日の食事です。塩分やアルコールを控えること、プリン体を多く含む食品をなるべく摂らないようにしてバランスの良い食事を摂る必要があります。体内に留まっている尿酸を排出するため、水分を1日2リットル飲むとよいでしょう。

 

肉芽腫


肉芽腫とは慢性的な炎症が原因で生じるしこりです。通常なら炎症の原因となった異物の侵入に対して体内で弱めることができますが、弱めることができなかった場合、異物によって引き起こされている炎症細胞の周囲をリンパ球などが包囲して巣のような状態になってしこりができてしまいます。これを肉芽腫形成と呼びます。

耳たぶにできる肉芽腫は主にピアスが原因とされています。身体がピアスを異物と判断すると防御反応で異物を排除しようとして攻撃し炎症が起きます。ただ、ピアスはウイルスや細菌ではないので排除できず、肉芽腫が形成されしこりの要因となります。

初期のうちはホール周辺にでき、だんだんホールの周辺に集まって肉芽へと変わっていきます。痛みはほとんどありません。治療方法としてかかる科は皮膚科になります。初期の段階では抗生剤の軟膏を塗布し、それ以上の悪化を防ぎます。もし、放置していると肉芽は大きくなっていって手術が必要となってしまう場合がありますので早めの対処が必要です。

他にもピアスのポスト部を金属から樹脂へ変えてみたり、思い切って一回塞いでしまうのも一つの手です。

 

耳介軟骨膜炎


耳介軟骨膜炎は耳介が炎症を起こし、炎症が耳たぶまで広がり、腫れや痛みが現れます。原因として、耳の外傷、打撲、虫刺されなどによってグラム陰性菌や緑膿菌などの細菌に感染することが挙げられます。

初期段階は耳介への腫れ程度ですが、進行すると疼痛、灼熱感などが発生し、耳全体が腫れあがってしまうので、異常を感じたら医師の診断を受けましょう。

 

悪性腫瘍


粉瘤や肉芽腫は良性腫瘍ですが、当然のことながら耳にも悪性腫瘍は存在します。耳のがんは50歳から60歳の男性に多く発症します。代表的なものを挙げていきます。外耳がん外耳に腫瘍ができ、耳だれ、出血、痛み、難聴などを引き起こします。原因として火傷や凍傷などが挙げられ、症状が進行するとがんへと変わります。

初期であれば外耳にできているがんを切除します。他のがん同様転移している可能性があるので、それが確認された時は放射線治療が行われます。中耳がん中耳がんは耳のがんの大半を占め、中耳がんの75%が中耳炎を合併しており、がんの大きな原因となっています。

症状として頭痛や耳の痛み、難聴や悪臭のする耳だれの増加、めまいなどがあり、当てはまる項目があったら中耳がんを疑うべきです。治療方法としては外耳がんと同じです。ただ、中耳がんは見えにくい場所にできるため、MRIやエックス線が行われることもあります。

 

いかがでしたか?

耳は私たちにとってとても重要な器官ですが他の病気に比べると関心が薄い場所でもあります。例え、病気にかかっていてもそのうち治るだろうとつい放置してしまいがちです。しかし、放置した結果、後遺症が残ってしまった、または最悪死に至る場合も無きにしも非ずなのです。

勝手な自己判断はせず、ちょっとでもおかしいなと思ったら医師の診断を受けましょう。

 

まとめ

あれ?耳たぶが腫れてる!意外な原因と対処法

・ 粉瘤の腫れ
・ 痛風
・ 肉芽腫
・ 耳介軟骨膜炎
・ 悪性腫瘍