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生理前に起こるめまいを減らすお手軽対処法

生理前に起こるめまいを減らすお手軽対処法

ふらっとするめまいが生理の合図になっている女性のみなさんは意外と多いのではないでしょうか?生理前のめまいは一般的に月経前症候群(PMS)と呼ばれるものの影響の一つとして言われています。

そこで今回は、生理前に起こるめまいを減らす、自分でできるお手軽対処法をお教えしていきたいと思います。



 

生理前に起こる
めまいを減らすお手軽対処法

 

生理のしくみ


生理とは、約1か月の周期で子宮内膜がはがれ、経血として体外へ排出されることです。その1か月の周期(月経周期)は個人差もありますが、大きく分けて4つのホルモン状態から分けることができます。

① 卵胞期卵巣の中には卵子の素となる原子卵胞があり、これが脳下垂体から分泌される卵胞刺激ホルモンの刺激を受け成熟した卵胞に育ちます。成熟卵胞からは卵胞ホルモンが分泌され、その影響で子宮内膜が形成されていきます。

② 排卵期卵胞ホルモンがある程度増えてくると、脳下垂体から卵胞刺激ホルモンと黄体形成ホルモンが急激に分泌され、その影響で成熟卵胞から卵子が排出されます。

③ 黄体期排卵後の卵胞は黄体という組織になり、黄体ホルモンを分泌します。この作用で子宮内膜は妊娠できる状態になります。ですが、妊娠が成立しなかった場合は黄体の機能は衰え女性ホルモンの量も少なくなります。

④ 生理女性ホルモンの量が減ることで妊娠の準備を整えていた子宮内膜ははがれ落ち、経血となって子宮口から排出されます。

 

月経前症候群(PMS)とは


生理前の黄体期に起こる不快な症状を月経前症候群(PMS)といいます。月経前症候群は生理の始まる3~10日前頃からおこり、生理の開始とともに軽減していくのが特徴です。

特に体に出やすい症状として、頭痛、肩こり、めまい、乳房の張り、腹痛、腰痛、便秘、肌荒れ、ほてり、睡眠不足などです。また精神的に出る症状として、イライラ、憂うつ感、強い不安、絶望感、緊張感などがあげられます。

これらは月経前症候群(PMS)より症状が重く、月経前不快気分障害(PMDD)と呼ばれます。

 

生理前になぜめまいが起こるのか


生理のしくみと月経前症候群のことが分かったところで、なぜ生理前にめまいが起こるのか、原因に深く触れていこうと思います。めまいの発生する原因として考えられているものは

① 黄体ホルモンの増加排卵後から生理前にかけて黄体ホルモンが多く分泌されます。この黄体ホルモンは、身体が妊娠してもいいように体内の状態を変化させる性質があります。赤ちゃんを育てるためには大量の栄養が必要になるので、子宮に多くの血液を運び溜める作用をします。そのせいで貧血によるめまいが起きやすくなります。

② ストレス黄体ホルモンが増えることで、自律神経が乱れやすくなります。そのため自分の感情や精神状態をコントロールするのが難しくなってきます。精神的なストレスは、脳が最初に情報をキャッチして処理しますが、ストレスという情報はとても多くのエネルギーを使い処理されます。

その際、脳に血液を送るため体内の活動は活発になります。ですが、普段から冷え性や血液不良などの人は脳に血液が届きづらくなるのでめまいや貧血になりやすくなってしまいます。

 

生理前のめまいの対処法


めまいの出る仕組みが分かったところで、対処法として有力だといわれている物を挙げていきます。

 

低用量ピルや漢方


月経前の不調を改善する方法として、低用量ピルでホルモンのバランスの波を一定にさせる方法や、漢方で症状の出やすい時期に水分代謝を調整する方法があります。

むくみから冷え性、めまい、となっていることもありますので、水分代謝を促すためにも水分を1日1.5~2リットルこまめにとることも効果的です。また、ミネラルはむくみをおきにくくする効果があるのでサプリメントなどで補ってもよいですね。

 

普段の食事の栄養を見直す


上記で上げたミネラルですが、サプリメントじゃなく食事からでもしっかり摂取することができますよ。ミネラルとはカルシウムやマグネシウム、カリウムのことを指します。

また、ミネラルを多く含んだ食品とは、カルシウム(乳製品・小魚・小松菜・大豆製品・海藻類)やマグネシウム(大豆製品・海藻類・干しエビ)、カリウム(ほうれん草・イモ類・アボカド・大豆製品)などになってきます。

特に普段からむくみやすい人は意識的にこの食材を摂取できると良いですね。

 

鉄分


普段から貧血気味の人は鉄分が欠かせませんね。特に現代の女性は貧血気味の人が多いといわれており、成人女性の一日当たりの必要な鉄分量は10.5mgと言われています。

鉄分を摂取するためのおすすめの食材とは、『豚レバー・鶏レバー・牛レバー・卵・カツオ・マグロなどの動物性の食品』また『ひじき・レーズン・プルーン・小松菜・ほうれん草・豆類などの植物性の食品』です。

せっかく摂取しても『タンニン』は鉄分の吸収を阻害してしまうので、コーヒー・紅茶・赤ワインなどは時間をずらして摂るようにした方が良いそうです。

 

軽い運動


運動と聞いて、ふらふらめまいがするのにできるわけがない!と思った方が多いのではないしょうか?もちろんめまいを感じたら激しい運動や筋トレのような無酸素運動は避けてください。

軽い運動とは日常生活に少しだけプラスに、階段を取り入れてみたり、早歩きをしてみたりするとよいですよ。もちろん無理のない範囲内でしてみてください。またお風呂上がりのストレッチなどは、体が温まってると筋肉もほぐれやすく血行の流れが良くなりやすく全身に血液が送られやすくなるので特にお勧めです。

 

ストレスを発散する


まずは夢中になれる『趣味』を見つけてみましょう。脳は時間の経過を忘れるくらい熱中している時にストレスを一番発散してくれることが分かっています。ですから、読書、映画鑑賞、ショッピングなどなんでもいいので、自分が楽しいと思える趣味を見つけ、その趣味に熱中しストレスを効率よく発散しめまいを緩和しましょう。

 

以上、生理前に起こるめまいを減らすお手軽対処法をお伝えしましたが、いかがでしたか。

生理前のめまいはいつもだから…と諦めず、どれか一つでも試してないものがあったら是非お試しください!もしも、日常生活から改善が見込めない場合は無理をせず病院を受診してくださいね。

 

まとめ

生理前に起こるめまいを減らすお手軽対処法

・ 生理のしくみ
・ 月経前症候群(PMS)とは
・ 生理前になぜめまいが起こるのか
・ 生理前のめまいの対処法
・ 低用量ピルや漢方
・ 普段の食事の栄養を見直す
・ 鉄分
・ 軽い運動
・ ストレスを発散する