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抗生物質が原因の下痢を改善させる5つの対処法

抗生物質が原因の下痢を改善させる5つの対処法

けがをしたときや風邪をひいたときなどに病院を受診した際、「念のために抗生物質も出しておきますね」と言われることがありますよね。その作用がよくわからないまま「はい、お願いします」と答える人が多いのではないでしょうか。

でも、その抗生物質の副作用で下痢をすることがあります。病気やけがを治すためにもらった薬で、逆に体調が悪くなることがあるとはいったいどういうことなのでしょうか?

そもそも、抗生物質とは、病気の原因の細菌を退治したり、増えるのをおさえる作用があります。最近は、抗菌剤ともいわれています。そんな大切な役割がある抗生物質で、なぜ下痢をするのか、その原因をみていきましょう。

からだの腸内には、悪玉菌と善玉菌という腸内細菌があります。悪玉菌は、その名のとおり腸内に悪影響を与える細菌です。逆に善玉菌は良い影響を与えて健康に保つ働きがあります。

抗生物質は、この悪玉菌を退治するために処方されます。しかし、このとき悪玉菌だけでなく、からだに必要な善玉菌までやっつけてしまいます。

腸内を整えてくれている善玉菌がなくなると、おなかの調子が悪くなり、下痢をしてしまいます。下痢は、抗生物質を飲んでもまったくならない人と、少し飲んだだけでも下痢をしてしまう人がいます。

下痢になっても、病気やけがを治すために飲んでいる薬なので、簡単にやめるわけにもいかないので、困ってしまいますよね。でも、少し気をつけるだけでこの下痢を改善できます。その方法をご紹介します。



 

抗生物質が原因の下痢を改善させる5つの対処法

 

食事に気をつける


抗生物質は、腸の中の悪玉菌をやっつけてくれますが、それと同時に胃の中を整えてくれる善玉菌も一緒にやっつけます。そうなると、消化不良になって下痢になってしまいます。

そうならないために、おすすめなのがヨーグルトです。ヨーグルトに含まれている乳酸菌が、調子の悪くなった腸を整えて、善玉菌を増やします。善玉菌を増やすものは、他に納豆があります。

サプリメントで、手軽に善玉菌を増やす方法もあります。また、腸内環境を整えるために、刺激の強い食事を避け、消化の良いものをとりましょう。からいものや消化の悪い食事、また糖分や脂肪の多い食事も腸を刺激してしまうので避けるようにしましょう。

昔から体調を崩しているときに良いといわれている、すりおろしリンゴや、おかゆ、温かいうどんやにゅうめんなどがおすすめです。リンゴには「ペクチン」という食物繊維が含まれていて胃の粘膜を守ってくれます。

また、りんご酸は胃の炎症をおさせてくれます。おかゆは、粒が残っている場合は、飲み込まずによくかんで食べましょう。うどんやにゅうめんは、おなかにやさしい食べ物として有名ですね。コシがあるものより柔らかめに煮込んだもののほうが消化が良くなります。

他には、かぼちゃやキャベツを煮込んだスープも良いですね。特にキャベツには、胃の粘膜を守ってくれる「ビタミンU」が多く含まれています。胃腸薬のキャベジンはこのビタミンUから作られています。

 

睡眠をしっかりとる


睡眠をしっかりとりましょう。眠っている間にメラトニンというホルモンが分泌され、新陳代謝が活発になります。また、質の良い睡眠をとるために、季節や気候にあった寝具や、からだに合った枕や布団を整えましょう。

寝る前のスマートフォンやテレビも神経を刺激し、寝つきを悪くさせることもあるので、控えるようにしましょう。

 

おなかを温める


下痢をしているときは、おなかを冷やさないようにしましょう。冷たいジュースなどは下痢をひどくさせるので控えたほうがいいです。下痢がひどくなると脱水症状になることもあるので、そういうときは温かい飲み物をゆっくり少しずつ飲むようにしましょう。

パソコンなどデスクワークを長い時間する人は、足元が冷えないように気をつけましょう。寒い時期は、腹巻をして寝るのも良いですね。

 

ストレスをためない


ストレスがたまることで免疫力が下がります。免疫力が低下すると、胃やおなかの調子が悪くなりやすくなります。現代社会は、身体的にも精神的にもストレスがたまりやすい環境にあります。

自分でも気がつかないうちにストレスがたまっていて、慢性化していることもあります。適度に休養をとったり、気分転換をして、おだやかに過ごすようにしましょう。

免疫力が高まると、免疫細胞が働きやすい環境を整えることができます。そうすると、悪玉菌が増えてしまっても、免疫細胞がしっかり働いて腸内を良い状態に保ってくれます。また、最近は運動不足になる人が多いので、軽い運動や散歩をすることをおすすめします。

 

薬は「水」で飲む


カフェインが含まれている飲み物と一緒に薬を飲むと、作用が強く出ることがあります。カフェインが含まれている飲み物には、コーヒーやお茶があります。

また、作用を強くする飲み物にジュースもあります。逆に作用を弱めるものに牛乳があります。牛乳と一緒に薬を飲むと、体内にその作用を取り込みづらくなり、効果が弱くなります。やはり、薬は「水」で飲むことが大切です。

 

以上、抗生物質が原因の下痢を改善させる5つの対処法をお伝えしましたが、いかがでしたか。

日ごろから精神的にも身体的にも健康な状態を保つことが大切です。それでも、抗生物質で下痢になってしまったら、上記の対処方法を試してみてください。

生活の中のちょっとしたことに気をつけるだけなので、すぐに始めることができます。ただし、ひどい下痢のときは、病院で相談してください。違う抗生物質に変えてくれるか、整腸剤を一緒に処方されることもあります。

 

まとめ

抗生物質が原因の下痢を改善させる5つの対処法

・ 食事に気をつける
・ 睡眠をしっかりとる
・ おなかを温める
・ ストレスをためない
・ 薬は「水」で飲む