ヘルスケアファクトリー

~辛い痛みとサヨナラしよう~

結膜炎で市販の目薬を選ぶときに確認するべき5つの事

by ヘルスケアファクトリー

結膜炎で市販の目薬を選ぶときに確認するべき5つの事

朝起きて鏡を見たら白目が真っ赤に炎症を起こしていたら、「結膜炎かな?」と思うでしょう。症状は自覚症状が無い物から、強い痛みで目が開けられないものまであります。結膜炎とは目を覆う結膜が炎症を起こす事で、原因の違いによって「感染性結膜炎」「非感染性結膜炎」の2つに大きく分けられます。

感染性結膜炎は常在菌などの細菌に感染して起こる「細菌性結膜炎」とアデノウイルスなどが原因の「ウイルス性結膜炎」があります。特にアデノウイルスが原因のウイルス性結膜炎は非常に感染力が強く集団感染の原因になるので、罹った時は人との接触を控えるなどの注意が必要です。

また、非感染性結膜炎ではアレルギーやアトピーが原因の結膜炎で充血が強い場合でも、人に感染する心配はありません。このように結膜炎と言ってもその原因は複数あり、市販の目薬を選ぶときには原因を知らなければ正しい物が手に入りません。

そして結膜炎の場合、他にも注意点があります。今日は結膜炎で市販の目薬を買う時に、確認しておかなければけないことを5つ紹介します。



 

結膜炎で市販の目薬を選ぶときに
確認するべき5つの事

 

感染性か非感染性か


結膜炎には感染性と非感染性があります。感染性の結膜炎は他の人へさらに感染が広がる可能性があります。特にウイルス性結膜炎では「流行り目」「プール熱」など集団感染を起こすものがあり、小児の場合は登校を控えたりプールをお休みする必要も出てきます。

目が赤いことに気づいて結膜炎を疑った時に、ウイルス性の結膜炎かどうかの確認は必要です。「はやり目」の場合は強い充血やめやに・涙・光が異常に眩しく感じるなどの症状を起こします。

「プール熱」の場合は高熱とそれに伴う全身症状・目の充血・痛み・涙・目やになどの症状が出現します。どちらも1週間前後の潜伏期間を経て発症するので、その頃に同じ症状の人との接触があったらウイルス性結膜炎の可能性が高いと考えていいでしょう。

感染を広げないようにしなければいけないので、この場合は市販の目薬を買いに行くのではなく、眼医者へ行って適切な治療を受けましょう。

 

傷や合併症はないか


充血に気づいて目薬を買いに行く前に、他に症状が無いかを確認します。コンタクトレンズを入れたまま眠ってしまって痛みを伴う時は、目に傷がついているので傷の治療と感染の予防が必要です。

そして結膜炎も放置しておくと合併症を起こします。結膜炎は眼球の表面に炎症が起こっている病気で視神経と関わるような目の内部の病気ではないので、失明を心配する必要はありません。しかし視力の低下や視力障害、涙の分泌量が少なくなりドライアイになる事があります。

そうした傷や合併症の心配があるときは、市販薬で済ませないで眼医者で治療をしてもらった方が安心です。

 

他の病気の可能性は?


目の充血を起こす病気は結膜炎だけではありません。目が赤くて痛みがあるから結膜炎だと決めつけて目薬で対処すると、後から大変な状態に陥る場合があります。

例えば白目の一部だけ充血していたり点状に出血する「結膜下出血」では自覚症状もなく通常は全く問題がありませんが、目に強い外傷を受けたことが原因なら内部にも損傷を起こしている可能性があるので、検査や治療を受ける必要があります。

そして頻繁に繰り返す時は、知らないうちに糖尿病や高血圧など内科的な病気を発症している可能性があります。他にも眼圧が急激に上昇して充血や目の痛みが起こる「閉塞隅角緑内障」や角膜にヘルペスが出来て充血する「角膜ヘルペス」は、専門の治療を受けないと後が大変です。

 

アレルギー性か細菌性か?


先に説明をした感染性の結膜炎や合併症がある場合、また他の病気の可能性がある場合ではなければ、結膜炎用の目薬の使用で充血などの症状は治ります。しかし結膜炎の原因によって選ぶ目薬は違うので、アレルギー性結膜炎なのかなど結膜炎の種類を知っておく必要があります。

発祥のきっかけがいつも春のスギ花粉症のシーズンで、以前スギ花粉症と診断されたことがある人なら抗アレルギー剤などの目薬を使います。どろっとした目やにが多くかゆみもあるような細菌性結膜炎が疑われるときは、抗菌作用がある目薬を使います。

薬局に買いに行く前に、自分の症状をよく確認しておきましょう。

 

コンタクトレンズ装着中に使用できる目薬かどうか


目が充血している時は、コンタクトレンズの使用を避けてメガネを使用した方が良いと言います。しかし仕事があるからどうしてもコンタクトレンズが外せない事や、メガネの度を合わせていなくて使い物にならない事もあります。そのような時は、コンタクトレンズ装着中にも使える目薬を選びます。

コンタクトレンズ用の目薬と普通の目薬には「防腐剤が入っているか入っていないか」の違いがあります。目薬には品質を保持するための防腐剤が入っていますが、防腐剤は角膜に傷をつける可能性があります。

コンタクトレンズ装着中はレンズは角膜の上に載っています。ここに防腐剤入りの目薬を点眼するとコンタクトレンズに防腐剤が浸みこみ、角膜に小さな傷をつけることになります。特にソフトコンタクトレンズは防腐剤などを浸みこみやすく角膜を傷つけやすいので、目薬を選ぶときは気をつけて下さい。

 

以上、結膜炎で市販の目薬を選ぶときに確認するべき5つの事をお伝えしましたが、いかがでしたか。

結膜炎で目薬を選ぶときは、以上のことを確認しておいた方が安全です。結膜炎を適当に対処すると、他人にうつして集団感染の原因になったり治りが悪くて合併症に悩まされるかもしれません。

以上の項目を確認してから薬局へ行けば、症状に合った目薬を選ぶことが出来ます。

 

まとめ

結膜炎で市販の目薬を選ぶときに確認するべき5つの事

・ 感染性か非感染性か
・ 傷や合併症はないか
・ 他の病気の可能性は?
・ アレルギー性か細菌性か?
・ コンタクトレンズ装着中に使用できる目薬かどうか