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やけどの症状から適切な薬を選ぶ7つのアドバイス

やけどの症状から適切な薬を選ぶ7つのアドバイス

普段から注意をしていても、日常生活の中で「やけど」をしてしまう事はありますよね。夏であれば花火によるお子さんのやけど、冬であれば、ストーブによるやけど、他にもポットの蒸気や、やかんのお湯によるやけど等、常に火のある生活をしている私達は必ずしもやけどの機会がないとは言い切れません。

気を付けていても、ふとした時にやけどをしてしまった場合は、まず初期の対処法がとても大切になってきます。やけどをした直後は、まず冷水でしっかり冷す事が一番大切です。15分~30分程を目安によく冷水で冷しましょう!

そしてその後の対処法として、どのような外用薬を使ったら良いのでしょうか?やけどをしてしまった時、適切な薬を選ぶ為の7選を紹介します。



 

やけどの症状から
適切な薬を選ぶ7つのアドバイス

 

軽いやけどは冷水に付けてから抗菌の軟膏を使用する!


軽いやけどに対して使用する薬は、主に軟膏などの塗り薬です。皮膚に優しいステロイドを含まない外用薬で市販薬ですと、「オロナインH軟膏」があります。「オロナインH軟膏」は・・・効果:傷口が化膿するのを防ぎます。皮膚が弱い人や子どもでも安心して使用できます。

成分:殺菌効果のあるクロルヘキシジングルコン酸塩を配合。冷水で冷したあとは、殺菌が必要です。清潔なガーゼに薬をつけて、患部を覆って下さい。

しかし、あくまでもオロナインH軟膏の使用は、「軽いやけど」の場合のみです!後に医療機関を受診をした場合、初期処置のオロナインH軟膏が治療の妨げになる場合もありますので、あくまでも「軽いやけど」時のみの使用を心がけて下さい。

 

やけどの治りに即効性を求めるなら「ステロイド」入りの軟膏!


ステロイドを含む外用薬として、「リンデロン軟膏」があります。医療機関で処方してくれる外用薬です。

効果:炎症の起きている原因物質に働きかけて、強力に炎症を抑える抗炎症作用、血管の壁をち密にして出血を防ぐ止血作用、病気や外傷など人体に加わったストレスに対する抵抗力を増す作用などがあります。ステロイド薬には、抗炎症作用と免疫抑制作用の二つの作用が含まれています。

抗炎症作用:高熱ややけどや風邪などの原因を取り除いたり、炎症を抑えてくれる作用です。

免疫抑制作用:人は、外部から侵入してきた異物(細菌やウイルス等)に対して免疫(抗体)を作り、異物を排除する働きを持っています。これが正常な免疫反応です、これは、体にとって有益な働きをしてくれますが、時として体にとって不都合な免疫反応を起こすことがあります。これがアレルギー反応です。ステロイドはこのアレルギー反応を抑えてくれます。

しかし、ステロイドは、正常な免疫反応も抑える働きもあるので、使用時には注意が必要です。さらに、強力な作用の為、大量に使用したり、長期間使用すると、重大な副作用を招く可能性もあります。

 

赤く少し腫れている程度ならアロエ軟膏でも良いでしょう!


やけどの範囲が狭く、少し赤くなって、腫れも軽度であれば、アロエ軟膏が効果的といえます。アロエチンという成分が、殺菌の繁殖を制御して、毒素を中和してくれる事で患部のケロイドを防いでくれます。殺菌をしてくれて、炎症を食い止めてくれる作用があるのです。

しかし、アロエの使用はごく軽い程度のやけどまでです。水ぶくれが多数できたり、広範囲に及ぶようなやけどの場合は、すぐに医療機関を受診しましょう。

 

やけどの痕を残さない為にはワセリンの使用もお勧め!


やけどの範囲が狭く、軽度のやけどであれば、自宅でのワセリンを使用した処置方法もお勧めです。やけどの患部はあくまでも「乾かさない」事が大切になってきます。その為、患部から簡単にはがれて、患部にくっつかず、やけどから出る浸出液が乾いてこびりつくことがない処置が必要でになってきます。

また、やけどの浸出液は比較的多いので、頻繁に処置をするのが大切です。やけどを乾かさず、処置の際に簡単にはがせる、ワセリン+ラップ処置がお勧めです。ラップにワセリンをつけて患部を覆うだけです。浸出液は多めに出てくるので、ラップを交換した際には清潔なぬるま湯で、しっかり洗い流して下さい。

ただこちらの処置も、やけどの程度を見て、広範囲に及ぶもの、明らかに浸出液が多いものに関しては、医療機関を受診しましょう。

 

皮膚を保護して、炎症を和らげるアズノール薬もあります!


この「アズノール」は、市販薬ではなく、医師からの処方箋で手に入る外用薬です。アズノールの特徴としては、何と言っても、非ステロイド系で消炎作用は穏やかの為、皮膚保護剤として長期的に使っても安心な軟膏です。赤ちゃんのおむつかぶれ等にも使用される事がある、副作用のほとんどない安全性の高い外用薬です。

やけどにおいても、保湿効果が高く、殺菌効果も高いと言われています。

 

比較的深いやけどなら処方薬の「プロスタンディン」がお勧め!


比較的深いやけどで、真皮にダメージがある場合に、へこんだ皮膚を盛り上げるために使用する事があります。また、患部の血流を改善する作用があり、壊死した皮膚を覆い、新しい肉芽や表皮ができるのを助けてくれます。皮膚の再生が速くなり、患部の傷の治りがよくなります。

やけど以外にも、床ずれによる皮膚の壊死等にも使用されます。

 

やけどの痕には「アラントイン」がお勧め!


アラントインは、植物の新陳代謝産物として小麦の芽や煙草の種子、ヒレハリソウ(コンフリー)の葉や根っこに含まれる植物由来の成分です。アライトインの特徴としては、やけどの後の古い組織を除去して、新し い新しい細胞の増殖作用があります。

やけど以外にも、創、湿疹等、化粧品分野においても、肌あれ改善やにきび、唇のあれ防止用にも使用されている外用薬です。

 

いかがでしたか?

やけどは初期の対処法が一番大切です。先に述べたように、まずは冷水でしっかり冷しましょう。もし、服の上からのやけどをしてしまった場合には、服を無理に脱いではいけません。脱げそうであれば冷水で冷した後にゆっくり脱いでも良いですが、服と皮膚がしっかりくっついてしまっている場合のやけどは医療機関の受診が必要になってきます。

やけどの程度も軽いものからとても重症なものまで、グレードがあります。自分で処置が出来るのはあくまでも軽いやけどまでです!自己判断せず、少しでも不安があったり、自宅で薬を使用しても、膿が出る、痛い等の症状が出ている場合にも医療機関の受診をお勧めします。

 

まとめ

やけどの症状から適切な薬を選ぶ7つのアドバイス

・ 軽いやけどは冷水に付けてから抗菌の軟膏を使用する!
・ やけどの治りに即効性を求めるなら「ステロイド」入りの軟膏!
・ 赤く少し腫れている程度ならアロエ軟膏でも良いでしょう!
・ やけどの痕を残さない為にはワセリンの使用もお勧め!
・ 皮膚を保護して、炎症を和らげるアズノール薬もあります!
・ 比較的深いやけどなら処方薬の「プロスタンディン」がお勧め!
・ やけどの痕には「アラントイン」がお勧め!