ヘルスケアファクトリー

~辛い痛みとサヨナラしよう~

体臭がキツイと人から言われる前に改善できる5つの方法

体臭がキツイと人から言われる前に改善できる5つの方法

公共の乗り物に乗車したり、人の往来の多い場所に行くと特に気になるのが他人の臭いではないでしょうか?ふと他人の臭いが気になり始めると、自分も実は臭って周りの人に不快な思いをさせてしまっているのではないかと不安になります。

もともと日本人は、食生活や体質、気候、毎日の入浴習慣などから外国人に比べて体臭が少ない方だといわれています。おまけに自分の体臭って気づきにくいもので、周りも体臭を不快に思っていても直接指摘し辛いからです。

今回は、体臭を気にして予防したい人、また体臭について指摘を受けたことがある人のために体臭の原因や改善方法を紹介していきます。



 

体臭がキツイと人から言われる前に
改善できる5つの方法

 

体臭を発生させるニオイの元締めとは


普段から人は汗をかきながら生活しています。汗がでる汗腺は二種類あり、エクリン腺とアポクリン腺です。夏場や運動時などにかく大量の汗はエクリン腺という汗腺から汗を排出し、その気化熱によって皮膚表面の温度を下げてくれる役割があり、体内の熱を発散させ体温の上昇を防いでくれます。

緊張したときや驚いた時にはアポクリン腺から汗をかきます。エクリン腺から分泌される汗はほとんどが水分です。サラサラしているので、無臭なので汗自体が臭うことはありません。

またアポクリン腺は脇の下や陰部などに多くあります。アポクリン腺はたんぱく質や資質を含んでいるので臭いになる成分は多いと言えますが汗をかいた直後は臭いをそこまで発しません。ではなぜ汗が体臭となって臭うのか?

それは、エクリン腺やアポクリン腺から分泌した汗は肌に付着したままにしておくと肌に住み着いている常在菌によって分解されます。その分解過程で臭いの元となるガスを発生させます。つまり、汗をかいたままでいると肌に雑菌が増え、体臭がきつくなるんですね。

 

特に感じる臭いの主な種類


先ほどの記述で、体臭は汗が雑菌の分解過程で臭いを発することが多いと説明しましたが、汗以外にも様々な体臭があるので見ていきましょう。

口からの臭い『口臭』
口が臭いの発生元です。食べ物の臭いから、血が腐ったような臭いと様々です。

脇からの臭い『ワキガ』
脇から強く臭いを感じます。単純な汗臭さと比べツンと鼻にくる強い臭いが特徴です。

足からの『足臭いにおい』
足元からすえたような、蒸れた臭いがします。靴下や靴の中も同じような臭いがします。

年代別に感じる『ミドル脂臭』
最近よく耳にすることが多くなってきたミドル脂臭とは、加齢臭が発生し始める40~50代の人よりも前の30~40代で発生する臭いだといわれています。臭いは加齢臭よりも強く脂っぽい臭いが広がりやすいのが特徴です。

年齢を重ねた人から臭う『加齢臭』
40~50代の人に出やすい、よく言うお父さんの様なオヤジ臭です。実は男性だけの臭いではなく、同年代の女性にも発生します。

食べないダイエットを繰り返している人に多い『ダイエット臭』
あまり聞きなれない人も多いダイエット臭。ダイエット臭とは食事などを抜いた数時間後などから口の中に酸っぱい臭いや、アンモニア臭いような汗の臭いがします。

内臓疾患からの臭い
糖尿病、胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などの人に多く、甘酸っぱい臭いや卵の腐ったような臭いがします。

 

体臭別にみる原因とは


体臭の種類が分かったところで、詳しい原因を見ていきましょう。

『口臭』
口から臭いを発する口臭ですが、飲酒や喫煙、臭いの強い食べ物を食べた時に一時的に発生する臭いから、虫歯などの口腔由来の疾患、胃腸や内臓系の疾患から慢性的に発するものまであります。

『ワキガ』
ワキガは病気ではなく体質といえます。汗腺の中でもアポクリン腺が多い人、またアポクリン腺から汗の分泌量が多い人などに多いです。アポクリン腺はたんぱく質や脂質など汗と水分のほかにも分泌されるものがあるため、そのたんぱく質や脂質に菌が付着することで強烈な臭いを発生させます。

『足のにおい』
足の裏にはエクリン腺が多くあります。そのため足裏だけで一日にコップ一杯も汗をかきます。殆どの人が毎日靴や靴下を履いて生活しているため、足の周りは常に通気性が悪く蒸れやすくなり、汗に菌が繁殖して臭いを発生させてしまいます。また、足の指の間などしっかりと汚れを落としきれないことにより慢性的な足の臭いに繋がります。

『ミドル脂臭』
加齢臭とは似て非なるもので、原因は全く違います。ミドル脂臭は、ジアセチルという物質で、加齢臭の元となる物質(ノネナール)の約100倍も臭いが広範囲に広がりやすいと言われているからです。

『加齢臭』
加齢臭はノネナールという物質が原因です。ノネナールは、年代が若いうちは殆ど作られることがない物質で、皮脂腺から分泌されるパルミトオレイン酸が過酸化物質と結合して生成されます。

『ダイエット臭』
最近はやりの糖質制限ダイエットなど特になりやすいのですが、無謀な食事制限を行うことで体内ではエネルギーとなる脂質や糖質の量が減ります。胃から摂取できるはずのエネルギーが不足することにより、脳が飢餓状態であると判断してしまいます。

脳が飢餓状態になると、体脂肪や筋肉などを燃やしてエネルギーを生成しようとします。ですが、通常胃から摂れるはずとは違う方法からエネルギーが作られることによりケトン体や乳酸が作られるようになります。

このケトン体が体内で増えると独特の鼻につくツンとした酸っぱい臭いを発生させます。また、乳酸が増えることによって血中のアンモニア濃度が高くなるので、アンモニア臭い汗や口臭がするようになってしまいます。

『内臓疾患からの臭い』
糖尿病になると、ダイエット臭でも出てきたケトン体が発生するようになるため甘酸っぱい臭いがするようになります。また胃腸の病気である胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍などになると、食べ物の消化吸収機能が衰えてしまうことにより、胃腸の中で残った食べ物が腐敗して卵の腐ったような臭いがします。

そこから腎臓機能の低下によって、尿の量が減ると排出し辛くなり溜まった毒素が血中へと溶け出してしまい、口や汗から尿のような臭いがします。さらに肝機能の低下により、有害物質の分解が滞ってしまうとその有害物質が血中に溶け出して、口や汗からドブのような臭いがしはじめます。

そして慢性的な便秘や、便が排出されない時期が長期化すると便が腸内で腐敗し、その臭いが腸壁から肺に到達し便のような口臭が発生します。

 

原因から見る体臭を悪化させる習慣


汗をかかない
夏にエアコンのきいた室内で過ごすことの多い人や、普段から汗を全くかかない人は汗腺の働きが衰えやすくなるので汗をかきにくくなります。汗をかかないなら臭いもしないんじゃないの?と思われるかもしれませんが、汗には体の汚れや疲れなどの原因になる老廃物を排出してくれる役目があるので、汗をかかないことが続くと毛穴に汚れがたまりやすくなり臭いの原因になりやすくなります。

便秘を放置する

毎食ごとに便が出ない人は便秘です。便秘が続くと腸内で便の発酵が進むので、先述した通り口や汗から体臭からその臭いが出やすくなります。

サイズの合わない靴を履いている
靴の形はある程度決まっていますが、人の足の形は様々です。足に合わない靴を履くと歩きづらかったり靴ズレができたり、足には大きなストレスになるので汗をかきやすくなります。

喫煙や飲酒を日常的に行っている

たばこやお酒は刺激物です。普段から飲酒喫煙をしている人は、その臭いがそのまま口臭や体臭となって現れます。お酒を飲みすぎた日にお風呂に入らず次の日に入るようなことを繰り返すと肌の雑菌が増えるので体臭がきつくなることがあります。

慢性的にストレスが多い
ストレスで汗の中に乳酸が含まれ体臭の原因になることもあります。乳酸は疲労物質ですが、通常なら汗に混ざることはない物質で、ストレスにより発汗の機能に異変が出ていると汗に乳酸が混じってしまうそうです。

また、女性はストレスのせいでホルモンバランスが乱れ加齢臭を発生させる場合もあります。女性ホルモンが乱れから更年期障害が発生し、そこから汗をかきやすくなる場合があります。

 

臭いを少しでも改善するための5つの方法


汗をかいたらこまめに拭きましょう
体臭の原因になることの多い汗。汗はこまめに拭いて肌の清潔を保ちましょう。制汗シートなどを活用する良いですね。

腸内環境を整えましょう
腸内環境が悪化すると排便がうまくいかず体臭の原因になることや、体内でアンモニアが発生してしまいます。腸内環境を整えるには普段の食生活から見直しを始めてみてください。特に意識して摂った方がいいのは水分と食物繊維と乳酸菌です。

水分が不足すると便自体が固くなり便秘になります。食物繊維は腸内に溜まった老廃物を排出し腸内環境を整えてくれるのに役立ちます。乳酸菌は腸内の善玉菌を増やし、臭いの原因となる悪玉菌を減少させ腸の動きを活発にしてくれます。

便を溜め込まない腸内環境づくりを心掛け内側から臭いの元を減らしましょう。

入浴
毎日湯船に浸かり身体を清潔に保ちましょう。シャワーでも汚れは落ちますが、湯船にしっかり浸かることで血行が促進されるので汗や老廃物が排出されやすくなります。汗をかくことで毛穴の汚れも溜まりづらくなりますね。

また、適温で熱すぎないお湯にゆっくり浸かることで副交感神経が刺激され、リラックスできアポクリン腺からの汗の分泌も抑える効果が期待できます。

禁煙禁酒
たばこやアルコールには臭いを発生させる物質が含まれていることから、先述した通り口臭や体臭の原因になりやすいといわれています。

たばこやアルコールを摂取すると、体温を調整する中枢神経が刺激され汗をかきやすくなり、血中に溶け出した成分が体中をめぐるため体中からその臭いがするようになると言われています。日常的に摂取している人は量を減らすところから始めてみてください。

原因が分からないとき
どうしてもセルフケアで改善しない場合、病気の可能性もあるので病院を受診してみてくださいね!脇や頭からの臭いなら皮膚科、口からの臭いなら歯科、陰部であれば産婦人科か泌尿器科などをお勧めします。

臭いがどこからかわからない場合は内科を受診して内臓疾患がないか調べてみてください。

 

以上、体臭がキツイと人から言われる前に改善できる5つの方法をお伝えしましたが、いかがでしたか。

自分の臭いがどこからしているのか把握できていれば対策しやすくなるのではないでしょうか?最近では制汗剤やデオドラント用品など肌に使えるものや、服に染み付いた体臭に効果のある洗濯用洗剤などもあります。

体臭は少しのセルフケアで軽減することが多いので、気にすることは大切ですが、気にしすぎてストレスをためないように気を付けてください。

 

まとめ

体臭がキツイと人から言われる前に改善できる5つの方法

・ 体臭を発生させるニオイの元締めとは
・ 特に感じる臭いの主な種類
・ 体臭別にみる原因とは
・ 原因から見る体臭を悪化させる習慣
・ 臭いを少しでも改善するための5つの方法