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抗生物質にも副作用はあります!危険を回避する5つの方法!

抗生物質にも副作用はあります!危険を回避する5つの方法!

抗生物質は風邪などの様々な感染症に対して、また歯の治療後などに予防的にも処方される薬です。抗生物質は手にする機会の多い薬ですから、その分副作用に悩んだ経験のある方も多いのではないでしょうか。

抗生物質の副作用には、胃の痛みや胃もたれ、下痢、湿疹など、様々な副作用が報告されています。治療のために飲んでいる薬で新しい症状に悩むのはつらいものですよね。

今回は、抗生物質の副作用を少しでも抑えるための方法を5つご紹介します。ポイントは、食事や飲み物との組み合わせ、正しい服用の仕方を知ることで抗生物質の副作用に対抗することです。

抗生物質の特性を知って、なぜその副作用が起こるのか、その副作用を抑えるためにはどのような対処を行えばいいかというお話をしていきます。



 

抗生物質にも副作用はあります!
危険を回避する5つの方法!

 

薬は食後に飲みましょう


抗生物質の副作用で一番多いのは「胃の障害」です。胃の痛みや胃もたれ、吐き気などの症状がこれにあたります。抗生物質は胃の粘膜を刺激したり、胃酸の分泌を増やす働きがあります。

胃の粘膜が障害されると、胃粘液が減少し、胃の内容物の消化、吸収に時間がかかるようになります。食べ物が胃に留まる時間が長くなるので、胃もたれや吐き気の症状が現れます。

胃酸は強い酸性の液体で、実際は胃粘膜を傷つけてしまうほどのものですが、これは胃粘液によって中和されています。胃酸と胃粘液のバランスが崩れると、胃酸が胃粘膜を傷つけ、胃の痛みが現れるようになります。

対処法としては、薬を飲む前に必ずなにか食べておくことです。胃がからっぽの時は胃酸が胃粘膜を攻撃してしまいますが、胃の中に食べ物がある時はその限りではありません。

 

内服中は消化のよい食事を摂りましょう


次に多い副作用は、下痢などの「腸の障害」です。抗生物質は、感染症の原因の細菌をやっつける作用がありますが、このとき、常在菌といって身体の中で仕事をしている細菌まで倒してしまいます。

腸内には消化吸収を手伝っている細菌が多数存在しますが、これらの細菌を減らしてしまうことで、消化不良になり、下痢がみられるようになります。対処法として、ヨーグルトがオススメです。

ヨーグルトには多数の乳酸菌が含まれており、これを摂ることで、細菌のバランスが崩れてしまった腸の環境を整えてくれます。

 

免疫力を高める生活を送りましょう


抗生物質では、身体の中で仕事をしている細菌まで倒してしまうとお話しました。腸内には良い細菌も悪い細菌も多数存在します。その中で調節し合って、バランスが保たれているのです。

細菌には稀に抗生物質が効かない場合があります。これを耐性菌といいます。抗生物質を服用するとほとんどの細菌は減少しますが、その耐性菌だけは生き残ります。すると、他の細菌が弱っているうちにはびこってしまうのです。

その耐性菌が下痢を起こす菌であれば下痢が、発熱を起こす菌であれば発熱が生じるようになります。対処法は、免疫力を高めることです。免疫細胞が十分に働ける状況なら、細菌のバランスが崩れて悪い菌が増えてしまっても、免疫細胞が戦ってくれます。

免疫細胞が戦いやすい環境を整えるために、バランスのとれた消化のよい食事を摂る、ストレスを溜めない、十分な睡眠をとるなど、免疫力を高める生活を送りましょう。

 

薬を飲むときは「水」です


たとえばお茶やコーヒーにはカフェインが含まれています。抗生物質によっては、カフェインに似た成分が配合されていることがあり、カフェインを含むお茶やコーヒーで飲むと、作用が強く出てしまうことがあります。

ジュースで飲んだ場合も、作用が強く出てしまう可能性があります。特にグレープフルーツジュースは、薬を代謝する酵素の働きを弱めてしまい、薬が身体に留まる時間が長くなります。

牛乳は、逆に薬の作用を弱めます。牛乳に多く含まれるカルシウムは薬の成分と結合して、キレートとよばれる構造を作ります。キレートは胃や腸の粘膜で吸収しづらい構造をしているため、薬が体内に取り込まれづらくなり、効果も少なくなります。

飲み物によって相性が異なり、薬の作用を強くも弱くもしてしまいます。確実な効果を得るためには、やはり水で飲むことがポイントです。

 

薬疹が現れたら薬は即中止してください


抗生物質には、稀にアレルギーを持っている人がいます。アレルギー反応として、湿疹やかぶれが現れることがあります。これを「薬疹」といいます。最初のうちは、全身に10円くらいの大きさの紅斑が全身にみられます。

これが悪化すると、その紅斑が拡大して癒合していきます。最終的には、その部分の皮膚が死んでしまって剥がれてしまい、火傷の後のように、全身の皮膚が剝けるようになってしまいます。

この段階まできてしまうと、死亡率は20~30%といわれています。薬疹は、薬に対するアレルギーなので、飲めば飲むほど症状は悪化していきます。皮疹や水ぶくれが現れた時は、すぐに服用をやめて、再度受診してください。

 

いかがでしたか?

抗生物質は感染症に対しては有効ですが、やはり本来身体の中にあるべき物質ではないので、どうしても副作用が出てしまいます。副作用を少しでも減らすためには、抗生物質の特性を知って、正しく服用することが大切です。

今回ご紹介した5つの対処法を、ぜひ覚えておいてください。

 

まとめ

抗生物質にも副作用はあります!危険を回避する5つの方法!

・ 薬は食後に飲みましょう
・ 内服中は消化のよい食事を摂りましょう
・ 免疫力を高める生活を送りましょう
・ 薬を飲むときは「水」です
・ 薬疹が現れたら薬は即中止してください